「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の真実
● 「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の真実
こんにちは、占い師の隆之介です。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
この言葉は、どうして生まれたのでしょうか?
古く中国の占いでは、4000年前の河図洛書(かとらくしょ)が、始まりと言われています。
河図洛書とは、ある哲人が川を眺めていたところ、そこに亀が、浮き上がってきたのだそうです。
その亀の甲羅には、ある紋様が現れていました。
それは、この世の真理と摂理、「陰陽五行図・八卦(はっか)」と言われるものです。
九星気学の方位盤などは、日本製の占術です。でもこの河図洛書に現れた、陰陽五行図・八卦をもとに編み出された占術なので、亀の甲羅にそっくりの形をしています。
そして、やがて時代が流れ、中国では政治や戦争に、占いを使う様になります。
三国志の世界でも、兵法として占術を使い、ものすごく強かった諸葛亮孔明などが、有名ですね。
また余談ですが、諸葛孔明の晩年は、あまり豊かではない人生だったと言われています。
さて王朝では、政治に占いを用います。
やがて、王宮で使われている占術が、一般にも流布されます。
そして、一般に知られる様になった占術が、いわゆる
「当たらぬ八卦」
なのです。
当たる八卦は、王宮だけのもの。
こうして、
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
と言われる様に、なったのだそうです。
なぜ一般の人たちには、当たらぬ八卦が知られたのでしょう?王権が秘密にする、当たる八卦とは、何が違うのでしょうか?
その答えを私は、こうでないのか?と、考えています。
王権が、一般に占術を伝承する際には、ある秘伝や、秘術が取り除かれて、伝えられたのではないでしょうか?
だからこそ当たる八卦、つまり王族のみに、使う事が許された占術は、ある秘術が施されているのです。
その秘術とは、自分以外の人、例えば家族、国民の幸せをも、実現する事を考えると言う点。
当たらぬ八卦は、自分だけが良くなれば良い、と言う考え方。
前者は、他人の幸せも願う八卦であり、後者は自分だけの幸せを願う八卦だった。
人は、ついつい、自分の事を優先して考えてしまう生き物。
だから、敢えて言わなければ、人々は、自分のためだけに、占いを用いたのでしょう。
だからこそ、そこに当たる八卦、当たらぬ八卦と別れたのです。
王族が行う政治には、当然ながら、王だけが幸せになる方策では、国が滅びます。
だから必然的に、王族だけでなく、国民も幸せになる方法を考えなければなりません。
占いをやる時でも、人の幸せを願って占う占い師は、良く当たります。
反対に、金儲けや自我を満たす為に占う占い師は、当たることもあります。しかし結局、動物霊に取り憑かれたり、良い結果を生みません。
現代でも、シンガポール、台湾や香港など、風水を重要視している国が、発展している事例は多数あります。
また徳川幕府が260年続いたのは、風水が多大に影響していると言われます。そして現代の東京にも、江戸の風水が脈々と活かされています。
1年間で約2万人以上が自殺するのが、日本の現状なのです。
ところであなたは、ご存知ですか?
日本ではおおよそ、年間約2万人が、自死をします。
昨年は、コロナの影響があり、増加しました。大きな死者数ですが、これでも、年々減少傾向には、あります。
ただこれは、わかっているだけの数字なので、行方不明など、わからないで亡くなっている人は、もっと多いと言われています。
大規模なテロでも、こんなに死にません。
さらに、死にたいと思っている人は、10万人いると言われます。
そして、1度でも死にたい、と思った事がある人は、30万人以上いるんです。
占いとは、運命の天気予報です、未来を予測し、より良くしたり、解決策を見つける事ができます。
人生に絶望したり、苦しんでいたり、どうして良いか分からない人にとって、占いは希望になります。
だから、年間何万人もの、苦しんでいる魂の中から、たった1人でも、生きる気力を持つお手伝いができたら・・・
こうした使命があり、私は占い師をやっています。
わたしの少年時代は、不思議なこととか魔法や、おまじないなどが好きな、ちょっと変わった子供でした。
みんなで賑やかに過ごすのも、嫌いではありませんでした。でもやはり、1人で何かを学んだり、研究したり、本を読んだり、音楽を聴いたり、弾いたりするのが好きでした。
その頃、呪術のサワリみたいな事を、本を参考に、色々と試したりもしました。
それから、子供の頃から、占い師の親戚がいました。
やがて月日が経ち、わたしの周りにはなぜか、占い師をやっている友人が、何人かいました。
そういった事は、ずっと、別に普通のことと思っていました。
でも親戚や友人に、占い師がいるのって、普通の人から見ると、割と変わっている事みたいでした。
そんな風にして、占いと言うものに、日常的に触れる機会が多かったわたしは、ある時、占い師になりたい、思うようになりました。
黄泉の世界を垣間見た事で、人生観が変わる
と言うのも、実は自分が過去に、死を目の当たりにするような、壮絶な体験があったからです。
もう少し具体的に言うと、
「もう死にたい」
と思い、自分で死ぬ事を、試みた事があるのです。
その自死の行為は、偶然に神の采配により、命が助かりました。
あまり詳しく言えませんが、ある事故にあったのです。
そして、その時にも、おぼろげながら、あの世の世界を、垣間見た記憶があります。
それは、ただ単に、脳の誤作動だったのかも知れません。しかし、本当の三途の川のほとりに、行ってしまったのかも知れません。
ただ、目覚めると、ICUにいました。そしてまた、黄泉の世界に行き、やがて目覚めたら、何日か経過した、病院のベッドでした。
人ってフシギなもので、自分で死のうとした時でも、「死にたくない」と言う思いがあるのです。
心が「死にたい」と言っていても、魂は「生きたい」と言うのです。
自死してしまった、全ての人が、死の直前、そう感じたのではないかと、思います。
実はここだけの話ですが、私は20代前半までの頃、お世辞にも、前向きな考え方の人間では、ありませんでした。
そもそもが、そんな生き方・考え方ですから、引き寄せる出来事も、不幸な事ばかり。
なのに、
「なぜこんなに、不幸なことが、自分にばかり起こるのだろう。死んでしまいたいな。」
そんな被害者意識全開な思いを、心の底で抱えていました。
でも、前述した死に直面した体験をキッカケに、徐々にですが、その後の私の人生は、180度、方向転換しました。
ウソの感謝が本物に変わる、言霊のパワー
その出来事のあと、「生きたい」と言うのが、自分の魂の声だと認識した私は、
「ウソでも良いから、感謝している、と言う言霊を言いなさい」
と、ある人から教わりました。
最初は、助かる為に、生きる為に、「ウソでもいいのなら...」と言う思いで、言いました。
心にあるか、ないか分からない「感謝」と言う言葉を、口に出してみる事にしたのです。
すると、そこから徐々に、私のこころには、感謝と言う気持ちが生まれてきたのです。
感謝、と言う言葉を言い始めてから、まるで心の大地に、感謝と言う花のタネが蒔かれたかの様です。しばらくしてから、感謝と言う感情が、芽を出してきたのです。
この様にして、感謝と言う言葉を使うと、感謝が現実になる体験をしました。そして、私の人生は変わりました。
こんな経緯を体験、体感し、命を救われたので、私は言霊を非常に大切なものとして、考えているのです。
そこからも、長い年月を、生き方を変え、習慣を変えました。そして何年も経過してから、わたしはすっかり立ち直った、と言うか、全く死にたいとは、考えなくなりました。
もはや、あの時から今まで、わたしは変わらず、ずっと、生きる気、マンマンです(笑)
その当時を振り返ると、なにか悪霊に取り憑かれて、体と心を操作されていたんだな、と感じます。
まさに「憑依」という感じです。
私たちは、「生きている」のではなく「生かされている」
こうした経験があったので、わたしは日々、朝が来る事が、当たり前のこととは、考えなくなりました。
朝が来て、心臓が動いていて、
「生きている」
っていうのは、
「生きている」
んじゃないんです。
「生かされている」
のです。
そんな思いを持った時、周りに占い師の友人が何人かいたのです。
そして彼らに、相談することもあったし、すごく心が救われる経験をしました。
あの時、占いがなかったら、わたしはもっと、人生に悩んで、重く考えていたでしょう。
彼ら友人たちも、もともとは普通の仕事をしていました。やがて、占い師として起業して行ったのです。
だから、そんな姿を見て自分も、そんな占い師になりたいな、と思う様になったのです。
「思いは現実化する」
とは、まさにこのことなのです。
やがて何年も経って、それが現実になりました。
その詳細は、また別の機会にお話します。
ただ言える事は、わたしはある時、神に命を救われ、スピリチュアルな体験をしたこと。
そして、過去の自分の様に、人生が苦しい、死にたいと思う人たちを、救いたいと考える様になったこと。
死ぬはずだった自分が生きられた事で、使命を見つける
それがあの時、神様が、わたしを生かしてくれた理由であり、それをやることが、自分の使命だと感じたこと。
これら全てが、それこそ、
「コネクティング・ザ・ドット(点と点が線でつながる)」
経験であり、私が今、占い師として生きてる理由です。
※ コネクティング・ザ・ドット:スティーブ・ジョブズによるスタンフォード大学の卒業式辞で言われた言葉
だけど、ここで、少し話をひるがえす事を、書いておきます。
これまでに1万5千人以上を占ってきて、その経験から、この考えにたどり着きました。
実はわたしは、人生が占いだけで良くなる、変わるとは、考えていません。
それは、これまでの膨大な鑑定実績から、確信したことです。
念ずれば叶う的で、占いやスピリチュアルに依存し、行動しない様な考え方は、ハッキリ言えばキライです。
「私の未来は、どうなりますか?」
「彼は、私をどう思ってますか?」
こういった質問は占いにおいて、よく聞かれる、あるあるワードです。
でも、こういった質問は、依存的で、ちょっと厳しい言い方をすると、思考停止してると感じます。
こういう質問をするなら、代わりに
「私の未来を良くするには、どうしたら良いですか?」
「彼から愛される人になるには、何をしたら良いですか?」
こう聞いた方が、建設的であり、未来を良くする考え方です。
占いは前述どおり、あくまで人生の羅針盤・暦であり、天気予報です。
未来の見立てをすることは出来ますが、それだけ知って一喜一憂するだけなら、あまり意味はありません。
実際に未来の運気予報を知り、それをどう活かすか?が大切なのです。
なぜなら、この地球では、私たちは肉体を持ち、行動する事が必要だからです。
現実8割・スピリチュアル2割が、ベストな割合だと感じています。
だから、根拠なく「念ずれば叶う」的な事を言うのではなく、具体的に知識や学問も大事だと思っています。
だからわたしは、スピリチュアル系や占いの本も、科学的・心理学的な本も、どちらもたくさん読みます。
わたしの鑑定では、そのどちらも大事にしたスタンスで、話したいからです。
科学を最重要視する事は、実に合理的思考です。でもきっと、世の中の多くの人は、そんなに合理的かつ、強靭な精神力を保つのは、難しいでしょう。
私たち人間は、やはり魂の拠り所が欲しい生き物です。
科学的根拠がなくても、前世があると信じた方が、人生は楽しく、また視野も広がります。
わたし自身は、自分が過去に1度、黄泉の国を見たので、輪廻転生を信じていますが。
また、スピリチュアルとか、見えない世界ばかりを追い求めると、依存的で足元がフワフワした、危険な状態になるでしょう。
そのどちらも、バランスを取るのが、結局合理的な生き方だな、とわたしは考えています。
だから、占いに限らず、生きるために役立つ、様々な知識も伝えたいのです。
そんなスタンスで、占い師をやってます。
たとえばこちらの動画では、誰かに意地悪された時、具体的解決策を提案しています。
こちらで伝えたのは、根拠に基づいた、実に現実的な対処法のお話です。
(知らず知らずに、あなたを攻撃してる人を見抜き、対策を取る方法です)
根拠や具体的な方法でなければ、問題は解決できません。
でも、根拠や具体性、科学的であれば完璧でもないのです。
人から見たら「現実的でない」と言われる様なことも、すごく大事だと思っています。
例えば私が大好きなジョン・レノンが、イマジンで、こんな風に歌っていました。
私も、世界が1つになる時・争わず、平和とか愛があふれる時代が、きっと来ると思っています。
彼の様な偉人には、なれませんが、そういう活動をする1人でいたい、と思っています。
その様にして今は、自分自身、本当に幸せに生きています。
前述したとおり、わたしは基本的に、大勢でワイワイするより、1人で本を読んだり、研究したりする事が、幸せな人間です。
こうして今は、好きな読書を、好きなだけし、好きな人とだけ過ごし、好きな様に仕事をしています。
それは、自分自身を高めることが、もっと多くの人に、幸せに生きる方法を知ってもらう事だと、考えているからです。
占い師と言うのは、仕事と言うより、生き方だと思います。
人に感謝され、自分の使命を果たし、そして有意義な時間を生きる事ができている。
だから今は、こうやって、神の意思に従った生き方をする事が、わたしはすごく気に入っています。
死の淵から、幸せな人生に転換した経験を、少しでもあなたと、分かち合えたら幸せです。
このサイト内には、あなたの人生を良くする為に役立つ情報が、様々に散りばめられています。
どうぞ、このページ以外のサイトにかかれている内容も、楽しんで行ってください。
あなたの心の重荷が、少しでも軽くなれば、と言う思いで、全ての文章を綴っていますので。
>>そして、1番重要なお話の内容は、全てここにまとめました。