南米の湖に浮かぶ人口3000人の島にホームステイした話
みなさんこんにちは!
本日は「南米の湖に浮かぶ人口3000人の島にホームステイした話」をお届けしたいと思います!
実はこの大学4年間、様々な国に訪れる機会に恵まれ、多種多様な経験を積んで参りましたので、そうした経験やそこから得た知見なども今後お届けできればと思います。
アマンタニ島について
今回私がホームステイさせていただいたのは、ペルーにあるチチカカ湖に浮かぶ島、「アマンタニ島」です。名前すらも耳にしたことがない方がほとんどだと思いますので、島の詳細について、felo(リサーチAI)からの引用を載せておきます。
基本情報
・位置: ペルーのプーノ県、チチカカ湖の中央付近
・人口: 約3,000~3,500人(主にケチュア語を話すコミュニティ)
・主な産業: 農業、漁業、観光業
ホームステイの内容
移動編
まず初めに、ペルーのプーノという場所から船で移動します。
プーノという場所は、ペルーとボリビアをバスで行き来する際に必ずといっていいほど通過する場所なので、南米旅行をしたことのある人なら聞き覚えがあると思います。
船で移動し始めてしばらくすると、藁で作られた島がいくつか出てきます。
今回はアマンタニ島での経験がメインテーマですので、この島々に関する詳しい説明は省きます。
この島では、使用済みのペットボトルの上に藁を巻きつけて浮かばせているそうです。太陽光パネルなども導入されており、電力が供給されていることに衝撃を受けました。
さて、プーノから3時間ほど船に揺られると、いよいよアマンタニ島に到着します。
アマンタニ島に到着すると、ホームステイを受け入れてくださる現地の方が迎えにきてくださります。そしてその方のお家まで徒歩で向かいます。
お家とその方が身に纏っていた民族衣装は、以下の写真を参照してください。お家は自分たちで"1"から建設したようで、建設のお仕事を専門にされている方は、島にいらっしゃらないようでした。
島の文化編
ここで、この島に根付いている文化(ルール)を3つ紹介しておきます。
don’t lie(嘘をつかない)
don’t steal(モノを盗まない)
don’t be lazy (怠惰にならない)
人口が少ないこの島では、これら3つのルールを守ることが絶対とされているようです。
そのため、観光客がスマホを忘れていった際も、100%の確率で見つかり、持ち主に届けられるそうです。これは正直いって南米ではあり得ない事象です。
また、この他にも様々な文化がありました。
例えば、人との約束には必ず30分前に行くといったことや、労働の対価として労働を返す文化があるといったことです。後者は要するに、AさんがBさんのために1日労働をしたら、次の日BさんがAさんのために1日働くということです。
これら全てにおいて、島民間の信頼関係が強固なモノであるからこそ、成り立っていると感じました。
この島にいる間は、性善説を本気で信じていました(笑)
さて、次に彼らの生活ですが、皿洗い・洗濯は全て桶に入った水で洗っていました。(おそらく雨水)
トイレは流すレバーがなく、外にある水をトイレに流し込むと流れるという仕組みでした。(未だになぜ流れるのかは分かっていないです)
生計は、服やお土産を手作業で作り、それを観光地に売りに行くことで立てているようでした。
ただ、次の項目で詳しく記載しますが、食事はほとんど自給自足らしく、野菜とお米、卵をメインで食べているようでした。一応島にもコンビニのような場所はあり、市販のお菓子やジュースも買えました。
夕方になると夕陽が綺麗だからといい、島の頂上まで連れて行っていただけたのですが、その道中は人生で1番きついものでした(笑)
標高が4000m近くあるので、富士山の頂上付近を登山している感覚に近く、息切れが激しかったのを覚えています。
ただ、これの匂いを嗅ぐといいよ!ご渡された葉っぱの匂いを嗅ぐと、息切れがすっと収まり、楽になりました。(草の正体は今でもわかりません)
頂上に着くと、美しい夕日と一面に広がる湖の絶景が見えました。
前述したとおり、この島は湖に浮かんでいるのですが、その湖が海のように広いのにも関わらず、海と違って波が一切立っていないので、過去に見たことのないような景色が楽しめました。
食事編
最後に食事について紹介したいと思います。
先述の通り、自給自足の生活を軸としているので、野菜がメインで提供されました。
味付けはシンプルに塩胡椒がメインで、美味しかったです。ただ、ペルーで普及しているホワイトコーンは一粒がとても大きいのですが、固く、自分の口には合いませんでした、、。
他にもコーラやスナックなどが食卓に並んでいたので、先述したコンビニのような場所を通して、購入されているのだと思います。
最後に
以上で、私が経験したホームステイの話とさせていただきます。
これからもこうしたユニークな経験をお届けできればと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
自分は現在、アメリカに留学しながら、英語学習をサポートするアプリを開発しています。
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