2024年の目標(※前職の退職エントリーも含む)
謹賀新年
まず最初に、能登半島を中心とした大地震で被災した方へのお見舞いを申し上げます。一人でも多くの方が一刻も早く心穏やかな暮らしを取り戻せることを願っております。
みなさん明けましておめでとうございます。
2023年は私にとって多くの出来事を体験した年でした。2022年の11月までは岩手県に住んでいたのですが、仕事の都合で神奈川県の本社に戻り、会社のシステム更新という新しい仕事をしていました。(※このことはすっかり書き忘れていました。)丸っと一年システム更新の仕事に従事した後に転職し、2023年の12月からは別の会社で経理の仕事に戻って働いています。ということで2024年は初めての転職をして全く新しい環境でのスタートとなります。新年の目標というか自分なりに過去を振り返りつつ新しい目標を設定したいなと思います。
転職してみて
前職では家電メーカーの経理をしていましたが、転職後も家電メーカーに勤めています。ただし、転職先の企業規模は売上も人数も前職の10倍以上もあり、べらぼうに組織が大きくていっぱいあります。
新卒から入社して13年以上働いた会社を離れることにはやはり不安がありましたが今は転職して(前職を辞めて)良かったなと心の底から思っています。
転職して良かったポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
給料が上がった!
職場の人がめちゃくちゃ優しい&素敵な人がいっぱいいる!
自分のスキルや経験値を重宝してくれる環境がある
今思い付くいいところはこんな感じです。
たいへんありがたいことに転職してお給料も上がりましたし、前職よりとても手厚い福利厚生があります。これはとても嬉しいです。
続いて職場で一緒に働く人たちの変化です。スキルの高い人たちがいっぱいいて仕事の資料の解説がめちゃくちゃ充実しています。個人個人のスキルが高くてドキュメント力がみなさんめちゃくちゃすごいので仕事を教えてもらう際もかなりわかりやすいです。
職場で働いている人たちの傾向としてとても穏やかで優しい人が多く、管理職をはじめとした年長者の人たちはみなさん若手社員に対して横柄に振る舞うことなくとても大事に育てています。
転職して一番驚いたことですが、自分のスキルや経験が職場で本当に重宝されてそれをみんなが言葉に出して必要だと言ってくれます。自分の経験値や職務スキルというものにそこまでの価値を感じていなかっただけにこれは私にとってとても大きな衝撃でした。
他にも良い意味での変化がいっぱいありましたがまた今度整理してみたいと思います。
もちろんこの先会社や組織についての悪い面もたくさん見えてくることになると思いますが前職ではあまり大切に扱われているという感覚がなかっただけに今の環境はとても良い場所というふうに思っています。
前職に入社してから転職するまで
前職には2010年の4月に入社しました。当時はリーマンショック後の影響でだいぶ求人が絞られた時代で就職浪人する友人や同級生もいた中、自分はどうにか単一の製品を作る家電メーカーの経理から内定をもらうことができました。
就活に苦戦しながら自分の能力が足りないことが原因なのかなと苦しんでいました。
入社してからはまあ色々ありました。よくある上位下達であんまり若手に裁量もないし保守的で閉鎖的な風土で中途採用者が速攻でうつ病に倒れたり、若手社員がすぐに辞めてしまうような職場でした。気が弱くて要領の悪い私は同期のいじめの対象にされたり先輩社員たちから使いパシリにされたりと中々不遇な時代を過ごしました。そんな時代が7年近く続いた時に岩手の工場に異動になりました。工場ではみんな自分のことを大事にしてくれて意見を聞いてくれたり頼りにしてくれたりと本社にいる時よりもはるかに快適な環境でたくさんの仕事に取り組むことができました。その時に理解したのは、自分の能力はそんなに変わらないのに一緒に働く人と環境が変わるだけでこんなにも生きやすくなるのかということでした。そしてその時にいつか本社に戻ったら必ず転職活動してやると心に決めました。
まあ、岩手の工場から異動になる時に本社から発送された引き継ぎ先の若者が引き継ぎ期間中に退職してとんずらしたりして本社の上層部の人間から一切の詫びもなかったりとやはり良い会社ではなかったんだなとつくづく思います。
岩手の工場から神奈川の本社に戻ったあとは1年ほどかけて悪戦苦闘しながら新システムの導入とマニュアル作成と運用方針策定を色々な部署と話し合うという業務をこなしていました。システムの稼働開始と2ヶ月分の決算を以て業務の終わりとして次の職場に移りました。
結局の言いたいこと
変なあだ名をつけられたり陰口を叩かれたり、若者が倒れて辞めるような職場環境にずっといた中でこんな環境は間違っていると言い続けてきましたが、これはある意味、自分に努力のストックや能力が足りなかったからそのような人たちにしか巡り会うことができなかったんだと思います。
家計簿をつけて十分な資産のストックを築いたり、転職の情報を収集をしたりする中で勤務先を絶対視しないという考え方を身につけたり、いつ辞めても良いように常に仕事内容のドキュメントを作るように工夫することで仕事に真剣に向き合いつつ距離を取るようになった結果、自分はひどい環境から抜け出すことができました。
良い環境には努力したり手を動かすことでしか辿り着くことができないということを理解した1年だったように思います。
2024年の目標
自分を受け入れてくれた職場の人たちが少しでも楽になるような仕事の改善をする。というのが直近の目標です。そして職場で自分にいつどんな仕打ちが回ってきても弾き返せるような職務スキルを持ち合わせておけるように常に努力することです。
長くなってしまいましたが私にとっての今後の目標はこんな感じです。