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様々なアタッカーを使いこなせ!連撃バレット【ウーラオスVMAX】【ニンフィアVMAX】【れんげきバレット】
はじめまして、りゅうと申します。
この記事を開いて頂き、ありがとうございます。
今回も、自分のお気に入りデッキの紹介をしようと思います。
今回は、れんげきのポケモンを多く採用したデッキです。
早速ですが、デッキレシピはこちら
デッキコード:gLLg9Q-mHpnDb-QggnnL
まずは、なぜこのようなデッキを作ろうと思ったのかをお話しようと思います。
作成の経緯
なぜ私がこのようなデッキを作ったかというと、
①強化拡張パック「イーブイヒーローズ」、およびハイクラスデッキ「ゲンガーVMAX」「インテレオンVMAX」が発売したことと、
②以前から、バシャオラと呼ばれる、バシャーモVMAXとゼラオラVを組み合わせたデッキに興味があったこと
の2つです。
①についてですが、今回の弾で登場した、ゲンガーVMAXとブラッキーVMAXを組み合わせたデッキが、今後猛威を振るうと考えていました。
これを受けて、環境は、
①ゲンガーVMAXを筆頭とする悪タイプのデッキ
②ゲンガーVMAXに対抗しうる、闘タイプのデッキ(特に連撃ウーラオスVMAX)
③悪タイプを弱点に持たない、超タイプのデッキ(ミュウツー&ミュウGXなど)
が多く見受けられるのではないかと考えていました。
そして、それらすべてに対抗しうるデッキを考えたい!と思ったのがきっかけです。
②については、興味はあったのですが、バシャオラデッキは、瞬間的な高火力が出せないことが難点であると考えており、それを克服できればもっと強いのになぁ、と考えていました。
また、エネルギーをトラッシュに送らないと、上手く立ち回ることができないのも難点だと思っていました。
上記2点を踏まえながら、何か面白いデッキは組めないものか、と考え、いきついたのがこのデッキとなります。
これ以上は、前置きが長くなってしまうので、
ここからは、採用カードの理由と合わせて説明できたらなと思います。
採用カードとその理由
ポケモン 19
・れんげきウーラオスVMAXライン 3-3
このデッキのメインアタッカーです。
序盤、中盤、終盤どこでもしっかり活躍してくれます。
1エネ150点の打点と、エネルギーをトラッシュするかわりに120点を2匹に与えるワザのどちらも強力です。
2匹で入れ替えをぐるぐるして150点を打ち続けるだけでも強い。
また、環境にいるゲンガーVMAXやムゲンダイナVMAXに弱点をつけるのも大きいです。
1ターン目に場に出しエネを貼りたいのと、2匹以上使うことも多いので、3-3の採用。
・ニンフィアVMAXライン 2-2
第2のメインアタッカー。
このデッキに採用されているポケモンの中で、最高打点を出せるポケモンです。
ウーラオスVMAXや、バシャーモVMAX、ゼラオラVと合わせて使うことで、VMAXを2パンラインに持っていくことが出来ます。
そして、ウーラオスVMAXやミュウツー&ミュウGXなどの、超弱点のポケモンを倒しやすいことも魅力です。
また、ニンフィアVの特性「ドリームギフト」も強力で、
先攻1ターン目や、技を打てないターンに使うことで、次の動きをより確実なものにできます。
ただし、高打点を出すためにたくさんのポケモンを並べなければいけないのが欠点であり、ベンチポケモンのタイプが重複していると、最高打点は出せません。
ゆえに、1〜2匹立てられればよいので、今回は2-2の採用です。
・バシャーモVMAXライン 1-1
サブアタッカー。いわゆる中継ぎ的な役割です。
ワザのエネルギーが無色2つと軽く、さらにトラッシュにあるエネルギーをベンチポケモンにつけることが出来ます。
特殊エネルギーしか入っていないこのデッキの性質上、トラッシュにいったエネルギーは回収ができないのですが、
このカードの存在によって、トラッシュにいったエネルギーを再利用することができます。
これにより、ウーラオスVMAXのキョダイレンゲキや、サポートの博士の研究などでエネルギーをトラッシュすることに対する不安感を減らすことができます。
しかし、ワザのダメージがそこまで大きくないことで、メインアタッカーにはなりえないことと、試合中に1度ワザを使えればよいので、1-1での採用です。
サイド落ちは要確認です。プレイ中のエネ管理の安心感が違います。
・ゼラオラV 1
サブアタッカー兼フィニッシャーになりうるポケモンです。
いきなり出てきて相手のベンチポケモンに160点をあたえる奇襲性がこのデッキでのウリです。
ワザは3エネと、奇襲するには重いですが、後述するドータクンと組み合わせることで、それを解消しています。
上手く決まれば、サイドを一気に4〜6枚とることを夢ではありません。
ですが、メインアタッカーのウーラオスVMAXの存在によって、特性ベンチバリアを持つミュウを展開されやすいので、その際には出番がほぼなくなってしまいます。
しかし、VMAX同士のワザの打ち合いの際に、ダメージを負った相手のVMAXがベンチに下がったときに、こちらのVMAXを前に出さず、ゼラオラVで倒すことでサイドレースを優位に進めるような動きをすることも出来ます。
試合中に1度技を打てればいいことと、使わない対面もあるので、1枚のみの採用です。
・ドータクンライン 2-2
このデッキの心臓です。
元々は、この枠は特性れんげきコネクションのフラージェスを考えていました。
しかし、2進化であることで、立てることが難しいのではないか、何か他にいいポケモンはいないか、と考えたときに、ドータクンに行き着きました。
特性メタルトランスによって、自分の場の鋼エネルギーを自由に動かすことが出来ます。
つまり、鋼エネルギーでもある、オーロラエネルギー、スパイラルエネルギーを好きなポケモンに自在に付け替えることが可能です。気づいたときは天才だと思いました。笑
この特性を使うことで、アタッカーのスイッチが容易に出来るようになります。
例としては、
・ウーラオスVMAXにオーロラかスパイラルをつけて「しっぷうづき」を打つ→ニンフィアVMAXにウーラオスVMAXのエネを付け替え、れんげきエネを手張りして「ダイハーモニー」を打つ(合計最大370ダメージ)
・ウーラオスVMAXにオーロラかスパイラルをつけて「しっぷうづき」を打つ→ゼラオラVにエネを付け替え、れんげきエネルギーを手張りして「クロスフィスト」を打つ(バトル場に合計250、ベンチに160ダメージ)
・ニンフィアVMAXがオーロラかスパイラルがついた状態で「ダイハーモニー」を打つ→ゼラオラVにエネを付け替え、れんげきエネルギーを手張りして、「クロスフィスト」を打つ(バトル場に合計最大320、ベンチに160ダメージ)
といったように、まさに『れんげき』の名にふさわしい、連続攻撃を決めることが可能です。
突然ですが、私は、バシャオラデッキの弱みとして、「ゼラオラがワザを打てない」という問題点を考えていました。
その理由は、ゼラオラVがワザを打つ前に倒されてしまうことだと思っています。
それを克服するため、奇襲性を持たせ、ゼラオラVを場に出したターンでワザを打つという方針で考えた結果です。
結果として、ドータクンの存在により、他のポケモン達のスイッチも含め、かなり動きやすいと感じています。
・デデンネGX、クロバットV 各1
もはや説明不要のデッキのドローエンジン。
ニンフィアVMAXのワザの性質上、ドローエンジンで同じポケモンを複数出すのは弱いためそれぞれ1枚ずつ採用。
グッズ 17
・クイックボール 4
デッキ内のポケモンが多すぎるのでフル投入。
・しんかのおこう、ポケモン通信 各3
このデッキ、進化ラインが4種類もあります。絶対に先攻2ターン目に1〜2匹は進化させたいのと、ポケモンの種類が多くそれぞれの枚数が少ないので、サーチカードは多めに採用しています。
・ポケモンいれかえ 3、あなぬけのひも 2
ウーラオスVMAX、ゼラオラVのワザの特性と、アタッカーをスイッチしやすいように合計で5枚の採用です。
枚数の配分は好みで変えていいと思います。
・げんきのハチマキ 1
実はキーカードです。
ウーラオスVMAXにつけることで、ゲンガーVMAXに対し弱点込み320点や、その他のポケモンにも160点を当てられるようになることで、VMAXポケモンをゼラオラVのワザのダメージ圏内に押し込むことが出来ます。
また、ニンフィアVMAXの打点が足らないときの補助も行うことが出来ます。
特にゲンガーVMAX対面に対し強く使えるので、ここぞのときに使いたい1枚。
・ふうせん 1
いれかえ札の6枚目です。主にみずの塔で逃げられないデデンネGXやクロバットVにつけます。
サポート 11
・博士の研究 3
メインドローソース。リソース確保として強いカードですが、進化ポケモンをうかつにトラッシュすると後半に響くことがあるので、最大枚数ではなく3枚。
・マリィ 4
相手の手札干渉と自分の手札を捨てずにドローするのを同時に行えるカード。
手札を捨てないことが進化ラインの多いこのデッキでは強いところなので、4枚採用。
・ボスの指令 2
ベンチ狙撃できるポケモンがいることと、枠数の関係で2枚。3枚ほしい気持ちもあります。
・冒険家の発見 2
Vポケモン3枚をサーチできます。クロバットVを使いながら、進化ラインを整えることが出来る点が優秀です。
序盤にほしいカードではありますが、中盤以降腐ることが多いので、2枚のみの採用。
スタジアム 2
・みずの塔 2
このデッキ内のれんげきポケモンのにげるエネルギーがすべてなくなります。
いれかえ札を使わずにいれかえを行えるのは強いです。
3枚以上あっても持て余すと思うので、2枚。
エネルギー 11
・オーロラエネルギー 3
手札を捨てるデメリットがあるので、このエネルギーのみフル投入ではなく3枚。
・スパイラルエネルギー 4
手札を捨てないオーロラエネルギーです。
デデンネGX、クロバットV、ドータクンにはつけられないので注意。
・れんげきエネルギー 4
れんげきデッキなのでフル投入。このエネルギーだけは、ドータクンの特性で動かすことが出来ないので、ワザを打つポケモンをしっかりと考えた上でつける必要があります。少し注意です。
採用候補カード
今回採用を見送ったカード達を紹介します。
・ナゲツケサル(スローイングコーチ)
生きる望遠スコープ。ベンチが埋まってしまうことと、ウーラオスVMAXとタイプが被るため見送り。
・バスラオ(れんげき)
れんげきエネルギーで即起動し、中〜高打点を出せるポケモン。
ですが、返しのターンできぜつしてしまい、エネルギーをロスしてしまうことと、アタッカーのスイッチができる特性上、不要と考えました。
・ミュウ(ベンチバリア)
ベンチ狙撃を防ぐカード。ですが、ベンチ枠を埋めてしまうことと、ニンフィアVMAXとタイプが被るため見送り。
・マーシャドー(リセットホール)
スタジアムの貼り合いで欲しいポケモン。ただ、このデッキはスタジアムに依存しないので、積極的に採用しなくてもいいかなと考えました。枠があれば、採用しておくと安心できますが、今回は見送り。
・おおきなおまもり
ドータクンがキョダイレンゲキを耐えるようにすることができます。枠がなく不採用。
・隠密フード
ブラッキーVMAXの特性でバトル場に呼ばれるのを防ぐことができます。枠がなく不採用。
・基本鋼エネルギー
メタルトランスできる基本エネルギーです。ですが、どのポケモンのワザの色にもあっていない為見送り。
・基本闘、基本超、基本雷エネルギー
こちらはメタルトランスで動かせませんが、メインアタッカーのエネルギーになります。
ですが、それぞれ一方の色にしかならないため、見送り。
基本的な立ち回り
このデッキのコンセプトとして、
ウーラオスVMAX「しっぷうづき」
↓
ニンフィアVMAX「ダイハーモニー」
↓
ゼラオラV「クロスフィスト」
の順でワザを打つ動きを想定して作成しました。ボスの指令を使ったりすることで、この動きで、サイドを3〜6枚取れると考えています。
この動きを基盤とし、立ち回っていくとわかりやすいと思います。
そのために場に必要な最低限のカードは、
1ターン目
ウーラオスV(エネルギーを貼れるとよりよい)
2ターン目
ウーラオスVMAX、ニンフィアV、ドーミラー
(オーロラかスパイラルエネルギーがウーラオスVMAXについていること)
3ターン目
ウーラオスVMAX、ニンフィアVMAX、ドータクン、タイプの異なるポケモン(2〜3種)
(オーロラかスパイラルエネルギーが場に1枚以上あること)
4ターン目
ニンフィアVMAX、ドータクン、ゼラオラV
となります。
こう見ると、3ターン目(ニンフィアVMAXがワザを打つターン)に、ポケモンをたくさん並べなければいけません。また、このデッキには、ポケモンのタイプは6種類しか入っていませんので、ハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、ボール系のポケモンをサーチできるカードや、デデンネGXなどのカードを引けるポケモン、冒険家の発見というポケモンを3匹手札に加えるカードの存在により、準備はさほど難しくありません。
また、ニンフィアVMAXが立たずとも、ウーラオスVMAXでそのままキョダイレンゲキを使ったり、ゼラオラVやバシャーモVMAXにスイッチするという立ち回りも行えるので、無理に狙いに行く必要はありません。
様々な打点を持つポケモンを使い分け、相手の場のポケモンをどう倒していくのか、そのプランを立てることが大切です。
そのため、環境でよくみかけるポケモンのHPは、覚えておくといいと思います。序盤からどうやってダメージを割り振るのかで、後半の詰め方が変わってきます。
参考までに。
・インテレオン(クイックシューター)…HP150(しっぷうづきライン)
・デデンネGX、ジラーチGX、インテレオン(うらこうさく)など…HP160(クロスフィストのベンチダメージライン)
・オドリドリGXなど…HP170(ダイハーモニーベンチ3種+ハチマキライン)
・クロバットVなど…HP180(ダイハーモニーベンチ4種(190))
・その他ポケモンV…190〜230(ダイハーモニーベンチ4〜5種(190〜220))
・タッグチームGX…240〜300(しっぷうづき+ダイブレイズ(計280)、ダイブレイズ+ダイハーモニーベンチ3種(計290)など)
・ポケモンVMAX…300〜340(ダイハーモニーベンチ5種+クロスフィストバトル場(計320)しっぷうづき+ダイハーモニーベンチ4種(計340)など)
このような形で、どのポケモンにどのワザを当てるかを想定して動くと立ち回りやすいと思います。
苦手対面
ここまでデッキの魅力をお伝えしてきたので、苦手対面についてお伝えしていきます。
・こくばバドレックスVMAX
こくばバドレックスVのもつワザ「シャドーミスト」を受けてしまうと、こちらはエネルギーを手張り出来なくなってしまい、準備ターンを稼がれてしまいます。
この場合は、先にエネルギーを貼ってしまって動くか、バシャーモVMAXを使いエネルギーをトラッシュからつけていく動きをしなくてはなりません。
バシャーモVMAXでワザを打てれば、後半は苦手意識もなくた戦えます。
ただし、ウーラオスVMAXが超弱点なので、そこだけ要注意。
・ヨノワール(ゴーストブリーチ)入りのデッキ
特性によって、特殊エネルギーがすべて無色1つ分のエネルギーになってしまいます。
幸い、ニンフィアVMAXとバシャーモVMAXは無色エネルギーでワザが打てるので、そこから起動し、ヨノワールを倒す動きを取るといいでしょう。
ですが、非V、GXポケモンに手間をかけさせられていること自体がテンポロスにつながっているので、相手のデッキ内容によっては、かなり不利になりやすいです。
進化される前に倒せるのが一番よいです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
長々と書き連ねましたが、このデッキは、使っていてとにかく楽しいです。
様々なアタッカーを使い立ち回るのは、このデッキの強さであり楽しい点だと思っています。
また、環境でもきちんと戦えるだけのスペックは持ち合わせていますので、ぜひみなさん、試してみて下さい。
今回も拙い文章でしたが、これを読んで頂いた方の参考になれば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。