vs北海道コンサドーレ札幌戦を終えて
こんにちは。
昨日5月3日に行われた明治安田生命J1リーグ第11節北海道コンサドーレ札幌戦が札幌ドームにて行われました。
鹿島はここまでリーグ戦をいい形で2連勝し、守備陣の奮闘もありクリーンシートが続いています。
対する札幌も、前節は横浜FC相手に先制されるも持ち前の攻撃力で相手を圧倒し大勝しました。
この試合前の順位も両チームともに勝ち点で並んでおり、この試合を制したチームが上位進出に向けて近づくことの出来る大事な一戦です。
☆スターティングメンバー
鈴木優磨 垣田裕暉
仲間隼斗 名古新太郎
ディエゴピトゥカ 樋口雄太
常本佳吾 関川郁万 植田直通 広瀬陸斗
早川友基
この試合は左サイドバックに常本佳吾選手が起用されました。今シーズンリーグ戦では安西幸輝選手、ルヴァンカップでは溝口修平選手が主に起用されてきましたが、この試合、相手札幌には右サイドにJリーグ屈指のドリブラー金子拓郎選手いました。金子選手に仕事をさせないという意味でも、この常本選手の左サイドバック起用にはとても期待感がありました。
☆前半
鹿島は開始から札幌自慢の攻撃に手を焼いてしまい、なかなか攻撃の時間を作ることができませんでした。ボールを奪っても、繋ぎのところで各々ミスが目立ち結局相手の攻撃に繋がってしまう場面が続き、序盤には決定機も何度か作られてしまいました。
今シーズン序盤の鹿島であれば失点していたような場面でも、チーム全員で体を張って止めることが出来ていました。
そんななか迎えた前半21分、札幌守備陣の連携ミスをいち早く察知したエース鈴木優磨選手がこぼれてきたボールをペナルティエリア外側からダイレクトシュート!これがゴール右隅に突き刺さり鹿島が先制しました。なかなかシュートまでいけなかった状況の中、前半でも唯一訪れた決定機をエースが落ち着いて決めてくれました👏
鹿島は、唯一訪れたこの決定機を決め切り前半をリードして折り返しました。
☆後半
鹿島はハーフタイムに垣田裕暉選手に代え知念慶選手が投入されました。停滞していた攻撃の活性化、得意のチェイシングで後ろの負担を減らす意味でもいい交代だったというふうに思います。
後半は知念選手が入った事で前線である程度起点が作れるようになり、前半よりは相手陣内でプレーできる時間も徐々にですが増えました。
相手札幌も金子選手や浅野雄也選手を中心に鹿島のゴールへと襲いかかりますが、鹿島守備陣も連勝、そしてクリーンシートが続いているいい調子をそのままに、札幌攻撃陣を自由にやらせませんでした。
両チーム共に、選手交代も含め次の1点をとりに行きますが、鹿島が札幌の分厚い攻撃を最後まで抑えこのまま試合終了し、3連勝そしてクリーンシートを達成しました🙌
☆総評
鹿島が見事に前半のワンチャンスを決め、チーム全員でしっかり守り切ることが出来ました。攻撃関しては、後半何度か決定機が訪れ、それを決めていればもっと楽な試合運びができましたが、そこは今日の試合の攻撃面での課題として次節までに修正してほしいです。
そしてこの試合はなんといっても、チーム全員で1点も取らせない守備が統一してできた事、攻撃に特徴のある札幌相手に難しい試合を制することが出来たのは、今後の鹿島にとって大きな財産になりました。
特に札幌に幾度となく与えてしまったセットプレーは、スペシャルなキッカーがいる為なるべく与えたくなかったですが、『触られれば1点』という場面でもしっかり相手より先に触り掻き出すことができ、ここでやられなかったのがこの試合クリーンシートに繋がったというように思います。
こういう試合を幾度となく勝ってきたのがこれまでの鹿島で、久々にワンチャンスをモノにし、守るべきところはしっかりと守るといった泥臭く勝ち点3をもぎ取る今目指しているスタイルとはまた違うかもしれませんが、僕からしたら『鹿島らしい』という言葉がやっと帰ってきたと思えるそんな試合でした。
中3日という中で札幌相手に難しい試合を制した鹿島は、また中3日でアウェイセレッソ大阪戦が待っています。この試合での勝ち点3は間違いなく今後の試合に必ず活きてくるはずです。これを機に選手間の競争や、戦術浸透させながらチーム力を上げていき、最終的に我々のいるべき場所へと返り咲くために我々サポーターも全力で応援しましょう。
次節はまた中3日でアウェイセレッソ大阪戦です。
4連勝に向けて全力で応援しましょう!
ナイス勝利!!
ここまで読んで頂きありがとうございました😊