かぶにっき(8/5)

「潮が引いた時に初めて誰が裸で泳いでいたかわかる」とはバフェットの言葉で、自分は服を着て泳いでいたのだと思っていた。
信用でレバレッジはかけていたが、追証の危険度は極めて低く、よほどの急落さえなければ大丈夫な保証金率を維持していたから問題ないはずだ。
自分の持っている銘柄はソフトウェア・サービス。
正直他の株主よりもこの銘柄に詳しい自信もあったし、出口もなんとなくイメージできていた。
βも低く、日経に連れ安することはこれまでを見ていてもあまりなかった
し、むしろセクターローテーション的に買われることすらあった株だった。
PTSで逃げ遅れないように証拠金確保も兼ねて、オリックス、ソラストも売ってある(これは少なくとも今日を生き延びるという点で見れば、ファインプレーだった)
先物の値動きから言って、今日は日経ー1000円前後だろう。
大きな下げだがそのくらいであればそんなに問題ない。
他の信用ポジは投げるけど、この株は大丈夫。
銘柄に惚れこんでしまっていたし、そう確信していた。

まあそんな思いは全部崩れ去るんですけどね。
ネタバレすると私の今日の収支は-1,046,817円となった。
以前、今月100万くらい減るかもと書いたが、200万弱減っている。
そんな今日の記録を赤裸々に書いていきたい。


今日の日経平均の下げは-4451.28円。下げ幅では歴代最高となった。
全てを飲み込むような暴力的な下げである。

予定通り午前中、ソフトウェア・サービスはそんなに売られていなかった。

えげつない下げだが、なんとか耐えているなと思ったくらいである。
午前はPFの入れ替えを行った。KDDIが数少ない上げを見せていたため、売って日本製鉄と入れ替えた。
日本製鉄は高配当、好業績(子会社に赤字を負担させているだけだが)であること、中国との関係を縮小し、USスチールの買収話も出ていて、台湾有事を見据えた形になってきていることから、地合いで売られているならむしろ買いだと思い、目をつけていた株だった。

午前中はそんな形で下げているが、そこまでPFは痛まずに済んでいたため、今回も耐えきった。そんな風に思っていたところだった・・・

昼過ぎにもう一度見るとアホみたいに売られている。
というか証拠金維持率が危ない。軒並みストップ安水準で売られていて、8/2に買ったモイがもう30%オフになっている。なんだこれは・・・

追証になり、身動きが取れなくなるのはまずいのでソフトウェア・サービスを引け直前に100株売却した。(-27万)
これは本当の狼狽売りで、やるのであれば下げる前に売っておくべきだった。完全にリスクを過少に評価していた結果である。
とはいえ、日経が4000円下げると想定できたかと言われたら昨日までの自分は無理だったと言える。100回やって100回食らう暴落だったと思う。
とりあえず、PTSで事前に売れるものを売って余力と証拠金維持率を高めておけたこと、KDDIを+のうちに利確できたことの2点はよかったと思う。
ここからの立ち回りが重要になると思う。
あと、稼ぎを積み重ねていく必要がありそうだ。
豪遊はほどほどにしないといけないかもしれない・・・
本当に辛いが仕方ない。

今週はかなりつらい週になりそうだが、なんとか生き延びたい。
毎週言っているが本当に今週は辛そうだ。
利益に色気を出し過ぎずにできる限り生存優先でやっていきたい。
ではでは。

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