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別居を宣言した日のこと

龍 楓子(りゅうふうこ)と申します。
2025年春に別居をすることを決めた主婦の記録です。

振り返るとそのXデーは突然やってきました。
自分の中で、来春にはこの家を出るのだろうと
うすらぼんやりと想像していましたが、
実際に宣言をしたことで明確な意思が芽生えました。

そうなんです。
自分でも無自覚だったけれどもこの息苦しさは本当だし、
このままやりすごして生きていく選択はもう出来なかった。

「次の春には出ていきます。」
そんな一言が脳裏でコトバとして響きわたったときに
あぁ未来の分岐点を今自分で選択したんだと実感しました。
うん、自分を生きていると思えた瞬間でもありました。

転勤族の妻であり、まともに会社で働いた経験もないし、
どうやって生活するのかはまったくわからない。
けれども、きっとどうにかなるのだろうと
達観している自分もいてちょっと笑ってしまう。

そんな宣言をした夜はなかなか寝付けなかったし、
なんの問題もない夫との生活をやめるなんて
馬鹿げた選択をしてしまったのかもしれない、
そんなことも思った。

今がしんどいこと
未来に不安を感じること
どっちがいい??

振り返ればしんどい自分はここ数年しばらく続いている。
この先も同じしんどさがずっとつきまとうのかもしれない。
もしかしたらひょんなことから解放される日が来るのかもしれない。
そうやって永遠のループの中にいる自分。

今と違う未来を選択したら当然未来に対して不安を感じる。
だってまだ見ぬ未来だから・・・。
それって仕方ないことだし、
経験してみないとわからないこと。

どうせなら、違う体験や感情を味わいたい。
だからきっと別居を選んだのかなぁと思う。

毎春、転勤を願いながら1年を過ごすなんて本当に不健康過ぎた。
自分が家を出ればいいだけの話。
単純すぎて気がつかなかった!笑

スーツケースひとつで旅立つために
少しずつ身辺整理も始めています。
次回はそんな話をつづります。


2024年5月27日
(・・24年前に結婚式を挙げた日だ。笑)





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