世界各国の洗濯物とでたらめな地図で泣いた台湾での話
こんにちは、龍楓子(りゅうふうこ)です。
別居および離婚することを決めた主婦の日記です。
来春の心づもりでしたが、その日はどうやら秋になりそうです。
ちょっと気晴らしに
今日は台湾でのおもしろエピソードをつづろうと思います。
このときの旅行での話です↓
約1週間台湾へ一人旅をしました。
詳しく話すと最初の4日間は三姉妹の次女と一緒だったので
約10日間にわたる旅でした。
妹はユースホステルのような場所は泊まらない派、
というかそもそも選択肢にないので
台北駅近くの普通のホテルに泊まりました。
二日目の夜、宿泊先のホテルの前で
東京の友達ふたりにばったり会いました。
話を聞くと同じホテルに同じ日程でステイしているとのこと!
ホテル近くのおいしいおにぎり屋さんを教えてもらい、
さっそく購入したところ、
人気があるのがわかる!!!!
具材もいろいろ入っていて味変や食感がたのしい。
で、なんやかんやで妹の帰国日。
朝ご飯を食べに出かけて部屋へ戻ろうとするタイミングで
エレベーターから降りてくるふたりにまたもやばったり!
うふふ!
また会えてしまった!
東京でまたおしゃべりしようね~とバイバイしました。
妹が帰国し、いよいよ一人旅の本番!
わたしは次の宿泊先へ移動。
鍵を受け取る場所は宿泊先とは違う場所です
とのメールをもらっていたので、
迷わずに到着し、鍵をもらってるんるん!
しかし、肝心のステイ先の場所がわからん。
この地図を写メしてその通りに行けば着く、
そうニコニコ顔のお兄さんに言われたけれどわからん。
そもそも手書きの大雑把な地図。
方向音痴のわたしは完璧なる迷子・・・
手書きの地図を頼りにするのは諦めて
結局グーグルさんを頼りに進むも辿り着かない。
4月にしてはうだるような暑さの日で思考能力も体力も低下。
最終的に半べそをかきながら予約サイトに問い合わせをし、
なんとか目的地にたどり着く。
直線距離だと300mほどだというのに1時間半迷子を続け、
とほほ~なスタートとなってしまいました。
重たい体とスーツケーツを携え、
恐る恐る鍵を開けてみると目の前には赤い階段。
え~、かわいい♡♡
階段を登るとパブリックスペース。
その先に女性専用の部屋が並び、
トイレやシャワールームもある。
個室は小さいけれど、
キッチンやパブリックスペースは広い!
ルーフバルコニーには洗濯機もあるし、
洗濯物を干すスペースも広い!
いろんな国の人たちのさまざまな洗濯物が
生ぬるい風に揺れているのを
眺めているだけでしあわせを感じた。
一期一会ってこのことなんだ、と思いながらも
この不規則に干されているカラフルな洗濯物だって
自分を彩る人生の必然的な一部なんだ、
気がつけば鼻先がつんってなっていました。
ここで知り合った人たちは一体何人いたんだろう?
1週間のステイ中に人の入れ替わりも多かった。
全員と話すことはできなかったけれど、
それでもたくさんの人たちと「Hi」と挨拶を交わす。
お煎餅をおすそわけしたらリンゴをもらったり、
善意の物々交換がとても多かった!笑
印象的だったのは
「Take Free by Japanese」
これだけで信用になること。
ふりかえれば、
事前にクレジットカードを登録することもなく、
チェックイン時に宿泊代を支払うシステムでしたが、
クレジットカード払いだと5%の手数料がかかってしまう
せっかく安い宿をチョイスしているのにもったいない
だから現金に換えて後日支払いにきなよ!
そんな提案をしてもらえるのは
やっぱり日本人だからなんだと思う。
提案を受け取り、お言葉に甘えて後日支払いへ。
その間、誰からの請求もないし、
日本人という信頼ブランドってあるんだな、
そう実感することのできた経験でした。
宿泊した初日にしゃべったドイツ人の女の子。
高校を卒業して9月まで時間があるから旅に出たと言う。
台湾を皮切りに、タイ、ベトナム、韓国、日本にも来るって!
どのくらいの期間アジアを周遊するの?
そう尋ねてみると
「a few month」
うふふ、なんてざっくりとした答えなのでしょう。
だって1か月なのか2カ月なのか、それとも3か月なのか
ずいぶんと違ってくるんじゃない?と一瞬日本人的思考が頭をよぎる。
でもさ、ぎちぎちに予定を立てることもなく、
風任せにそのときに自分がしたいことを選ぶ、
ただその積み重ねが「a few month」になるってだけ。
19歳から学びと気づきを受け取りました。
日本に来るときにはうちにも泊まりにおいで!
そんな話もしていたのに翌日のお昼に会ったっきり、
その後、会えずじまいで連絡先も交換できなかったのが心残りです・・。
またある朝、おしゃべりしたのは香港マダムたち。
台湾を1か月かけて回ったそう。
コーヒーをドリップしながら会話する。
そんなあたりが旅慣れているな、そう感じた。
「日本人なのにこんな場所にステイするのはめずらしいわ」
ま、たしかに大多数の日本人はわたしの妹のように
普通のホテルまたは高級なホテルに泊まるもんね。
トイレが一緒なんて無理!
バスタブがないなんて厳しい!
そんな気持ちも理解できる。
でもわたしはいろんな人と交流ができることに
価値や魅力や醍醐味を感じるから
きっとまた同じような場所にステイする。
非日常ではなく日常のように旅をしたいから
現地の食材を使ってごはんも作りたい。
たとえ屋台文化のある台湾でも・・・笑
11月に台湾に行くことは決めている。
そのときはどこから旅立っているんだろう?
自分の未来なのにわからなくて、
でもだからきっとおもしろい。
2024年7月8日(台湾の6はアロハの指で表現する。これで6なんだ~っておどろいたことを思い出しました)
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