第2節 バルセロナ VS R・ベティス
今週節ラ・リーガ最後の試合となったバルセロナ対ベティスの試合は5-2とバルセロナが3点差をつける今シーズン初となる大勝をあげた!
この試合でのバルセロナのスタメンは前節負傷交代による怪我が完治していない為ベンチ外となったスアレス、素行不良でベンチ外となったデンベレ、トレーニング中に怪我を負ってしまい完治しきれてないメッシ、そして前節スタメンだったカンテラ上がりのアレニャが戦術的理由でベンチ外となってしまった。今節もいつもの並びで(左から)4(アルバ、ラングレ、ピケ、セメド)ー3(ブスケツ(DMF)、ロベルト、デヨング)ー3(ラフィーニャ、グリーズマン、カルロス・ペレス)となった。今シーズン初のホームゲームとなった。それゆえ、今シーズンから新加入のグリーズマン、カンテラから昇格したペレスは結果を出さなければならないプレッシャーがのし掛かっていた。
それにあたり今回の試合のベースとなる戦術は前半と後半では別物のように見えた。
前半バルセロナはいつも通りボールを繋いでゴールに向かうようなパス回しをしていたが、メッシやスアレス、さらにベンチに入っているラキティッチの不在によりフィールドの幅を使うようなパス回し(サイドチェンジ)がないため、ベティスが守備しやすいようなボール回しとなり、相手に脅威を与える数の少ないゲーム展開となった。ここで、前半15分センターエリア付近でブスケツのパスミスからカウンターを受けてベティスの新加入選手フェキルにより失点。最近ミスが目立ち始めたブスケツにはかなり痛いミスとなってしまった。しかし、前半40分セルジ・ロベルトによるスルーパスに飛び込んだグリーズマンが加入後公式戦初ゴールを決めた!前半は1対1で折り返し。
後半に入ると前半までのチグハグに見えるようなパス回しとは一転して、幅広くスペースを使うようになった。後半5分に右サイドでボールを受けたグリーズマンがそのままシュートを打ちゴール!さらに11分には右サイドから走り込んだセメドのパスをペレスが上手くディフェンダーを受け流し打ったシュートはゴールに!これがトップ昇格してからの初ゴールになった!
また、16分には左サイドからの崩しからアルバがペナルティエリア内で受け取ったボールをそのままゴールへ流した!途中ブスケツに代わりビダルを投入。今度は後半31分左サイドに流れたグリーズマンの低いクロスに合わせたビダルがゴールを決めて5対1!後半の短時間の間で4ゴールも上げた!
途中34分ベティスのローレンにシュートを決められるも5対2で今季初勝利をあげた!
今節の試合で言えることは、前回の記事同様メッシ不在時における戦術プランをしっかり立てることが重要である。前半、CFであるグリーズマンは器用である故に中盤の底に下がりゲームを組み立てたり、サイドに流れるプレーが多く見られた。勿論、スアレスがいれば効果的なプレーとなるがCFとして起用されている以上必要以上に中央を離れることは避けるべきである。少なくとも今回の試合では両ウィングのラフィーニャ、ペレスはグリーズマンにより空いた中央のスペースを埋める役割ができてない為安易に中央を空けるべきではないことが言える。そのことからメッシ不在時はグリーズマンがメッシのような振る舞いをするプランを立てればメッシ依存と言われる近年の状況から抜け出す第一歩となると考えられる。
これからもバルサ中心に記事を書いていこうと思います。また、バルサ以外にも、シティ、リバプール、チェルシー、アーセナル、ユナイテッド、スパーズ、またにアトレティコ、ユーベなどの試合も観戦してるので要望があればそれらも記事にしていこうかなと思います。
また、今後こうした方がいい、改善点などもコメントで教えて頂けたら幸いです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!