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ひな祭りにオススメの絵本5選 〜春を彩る物語と伝統の魅力〜
3月3日のひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う大切な行事です。ひな人形を飾り、ちらし寿司やひなあられを楽しむこの季節に、絵本を通してひな祭りの由来や楽しさを子どもと一緒に学んでみませんか?
今回は、ひな祭りにぴったりの絵本を5冊ご紹介します。それぞれの物語が持つ温かさや文化的な魅力を味わいながら、親子で特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
1. 『もりのひなまつり』
作・絵:こいで やすこ 出版社:福音館書店
森に住む動物たちが、ひな祭りの準備をする心温まるお話です。こいでやすこさんの優しいタッチの絵が、森の世界を幻想的に彩ります。ひな人形を手作りしたり、ごちそうを囲んだりと、ひな祭りの楽しさを存分に感じられる一冊。自然の中で繰り広げられるお祭りの様子に、親子でほっこりできることでしょう。
2. 『おいしいおひなさま』
文:すとう あさえ 絵:小林 ゆき子 出版社:ほるぷ出版
「食べるひな人形?」と驚いてしまうタイトルですが、実際におひなさまをお菓子で作ってみるという楽しい発想の絵本です。主人公の女の子とおばあちゃんが、和菓子やお餅を使ってひな人形を作る過程が描かれており、読み終えた後は実際に作ってみたくなるかもしれません。小林ゆき子さんのふんわりとしたイラストも魅力的で、ひな祭りの食文化を楽しく学べます。
3. 『おひなまつりの ちらしずし』
作:平野 恵理子 出版社:福音館書店
ひな祭りの定番料理「ちらし寿司」をテーマにした絵本。ひな祭りの由来や行事食の意味を知りながら、おばあちゃんと孫が一緒にちらし寿司を作る様子が描かれています。温かい家庭の雰囲気が伝わってくるストーリーで、読んだ後は親子で一緒にちらし寿司を作ってみたくなるはず。日本の伝統的な食文化を身近に感じられる一冊です。
4. 『新版 折りびな』
著:田中 サタ 画:真田 ふさえ 協力:三水 比文 出版社:福音館書店
田中サタさんによる伝統的な折り紙の技法を学びながら、ひな祭りにぴったりの飾りを作ることができます。シンプルな手順でかわいらしい折りびなが完成するので、親子で一緒に楽しめるのが魅力です。ひな祭りの準備をより特別なものにしたい方におすすめです。
5. 『ひなまつりこびとのおはなし』
作・絵:まつい のりこ 出版社:童心社
まついのりこさんによる、ひな祭りをテーマにした可愛らしい絵本。ひな祭りの日、小さなこびとたちが夜中に動き出し、お祝いの準備をするという幻想的なストーリーが展開されます。こびとたちの小さな冒険が、ひな祭りに対するワクワク感を引き立ててくれる一冊。リズミカルな文章と鮮やかな色使いのイラストが特徴で、小さな子どもでも楽しめます。
まとめ
ひな祭りは、子どもたちの成長を祝う日本の美しい伝統行事です。今回ご紹介した絵本は、それぞれの視点からひな祭りの楽しさや文化を伝えてくれる素敵な作品ばかり。親子で一緒に読んで、ひな祭りの意味や楽しさを共有してみてはいかがでしょうか。
ぜひ、お子さんのお気に入りの一冊を見つけて、特別なひな祭りを過ごしてくださいね。
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