俺たちは消費物じゃねぇ


最近、ボーイズラブを題材にした作品が増えている。僕も楽しんで見ている事がある。でも、どうしても物申したいことがある。

それは、当事者が置かれているセクシャリティの悩みや、同性婚の問題に一切触れず、ただ金になるからと何もセクシャリティの考証や当事者のアドバイザーなど入れずに消費物として作品が作られることだ。

過敏だと言われるかもしれないけれど、僕は本当にそれに嫌気が差している。

性別を超えて、性別関係なく、という異性愛者基準のキャッチコピーも好きじゃない。

ボーイズラブが好きだという人で、同性婚の問題に触れてくれる人をほとんど見た事がない。女性のための物と言われるのも好きじゃない。
女性のファンの方がいてくれるから、成り立っていることは分かっているけれど、なんでゲイやバイセクシャルの人が主人公なのに、そうした当事者のことは無視されるんだ?何でその事を誰も指摘しない?

そろそろ怒っても良いと思う。

俺たちは、ただマジョリティの楽しみのために消費される存在じゃない。