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大相撲11月場所で、大の里関は優勝できるか  勝手に易サイト(25)

令和六年11月場所の幕内優勝候補

本年最後の大相撲九州場所が11月10日から始まった。
本日はすでに三日目になる。横綱・照ノ富士関は今場所も休場している。

優勝候補筆頭の新大関 大の里関は連続優勝をすることが出来るか
占ってみたい。
大の里関は石川県出身の24歳。身長192cm体重182kgの恵まれた身体と鋭い前進力で初場所に新入幕となると、2度の幕内優勝をはじめとする活躍を見せている。
秋場所で大関豊昇龍関を破り、大関昇進を果たした。

大の里関(対豊昇龍戦 秋場所の取り組み)(写真NHK)

今場所は初日こそ危うい相撲だったが、2日目、3日目と万全の取り組みで目下3勝0敗である。

その他の優勝候補力士としては、尊富士関も有力だ。春場所に劇的な新入幕優勝を成し遂げている。前頭十六枚目、青森県出身の25歳。怪我からの復帰で先場所は十両優勝をしている。
三日目までの星は2勝1敗だが、この先も白星を重ねそうな勢いだ。

また、東前頭二枚目の若隆景関も好調で3勝0敗と星を伸ばしている。

当然先輩大関として、琴櫻関豊昇龍関の活躍も期待したいが、下馬評で優勝候補に名前を挙げる評論家が少ないのはちょっと残念ではある。
現在3勝0敗の豊昇龍関は調子も戻してきており、終盤まで優勝争いに絡むのではなかろうか。

11月場所で、大の里関は優勝できるか

得た卦は「37.風火家人」上爻である。


風火家人

卦辞は「家人は女(じょ)の貞(ただ)しきに利あり」と非常に短い。

「家人」は家族や仲間を意味する。「風」が「火」の勢いを増し、「火」が燃えて「風」を起こす。すなわち、家族や身近な人との協力関係の重要性を説いている。
「女の貞しきに利あり」とは、家の内で家族の秩序を維持する人(裏方さん)が、しっかりと役目を果たせば、何事も上手くいくという意味であろう。

大の里関は石川県出身であり、被災で苦しむ人々に勇気を与えたいと本人も抱負を述べている。そういう背景も感じさせる卦ではある。

爻辞は「誠意があって威厳もあれば最後には吉である」とある。

勝負事の占事に、この卦を得てなかなか解釈が難しいところであるが、
「自分の足元に気を配って、油断なく万全を期せば善い結果が得られる」と読み解いてみる。大の里関が11月場所で優勝する可能性は高いと考える。

上九の之卦は「63.水火既済」の完成形であり、本場所の結果によっては
横綱への昇進も夢ではない。
前途洋々、師匠の稀勢の里関を超える活躍も可能ではなかろうか。

八卦良い」 大の里関の活躍に期待したい。
              
                  (2024.11.12 Ryu3)


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Ryu3
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