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勝手に易サイト(5)自民党総裁候補小林鷹之氏の明日はどっちだ?

自民党総裁選特集について

今回から7回ほど自民党総裁選の各候補者を取り上げ、総裁選勝利の可能性と、敗れた場合の身の振り方の提案等を記したい。

この投稿記事の目的は、易の面白さや有益性を広く知っていただくために
行っているので、例えば大谷翔平選手の50-50は可能とか、大相撲秋場所で
関脇大の里関は優勝するかといったスポーツ関連の話題とか、米FRBはFOMCでのFF金利を何%下げるかといった経済問題も取り上げたかった。
(今回は、総裁候補の記事作成を優先したため、記事に出来なかったが
 これらの易断(易占いの結論)も概ね的中していた。
今後、改めて同様のスポーツや経済などの易占結果も投稿したい。)

ご存知のように自民党総裁選挙は、次の総理大臣を決めることに繋がり、
今後の日本の進むべき進路に大きな影響を及ぼすため、こちらの記事を
優先した。自民党総裁候補の各氏は政治家としての才能も実績もお持ちだが、総裁に選ばれるのは1名のみだ。今回は前代未聞の9名の方々が立候補されている。

そこで、各候補者の簡単なプロフィールと主張、総裁選の当落について
易占の結果を記していくが、何といっても人数が多いので、大変な作業になる。前半部分の詳細に関しては、興味のおありの方は各氏のオフィシャルサイトなので、確認して頂きたい。記載内容に齟齬があればご容赦願いたい。

また総裁選も後半に入り、どの候補者が優勢であるかも連日報道されて見えてきている。とはいえ、最終の結果は蓋をあけなければわからない。
その結果にいらぬ影響を与えたくないので、今回の投稿記事の一部は有料とさせていただく。
これは投稿記事の一部を切り取り、SNSなどで拡散されることを防ぐためである。以上前置きが長くなったが、一番手として小林鷹之氏に
ついて述べる。

小林鷹之氏の経歴

岸田首相の次期総裁選不出馬を受けて、真っ先に
手をあげた人物が小林鷹之氏(49)だ。


小林鷹之氏(オフィシャルサイトから引用)

元財務官僚で、自民党の旧二階派に所属していた。自民党では政策通として知られているらしい。

確かに彼の総裁選特設サイトを拝見すると、現在の日本の置かれている立場と、その現状から脱するための提言「国家戦略2050」が要領よくまとめられている。

小林氏のことはまったく存じ上げていなかったので、最初にこれを拝見した時は、経産省のキャリア出身の方かなと勘違いしたほどだ。

そこに書かれている内容に異存はないが、何故この国が現在のような状況になってきたかの掘り下げが不十分な気がする。従って現状打破の対策としてここに並べられている
政策を実行すれば、本当に「世界をリードする日本をつくる」という目標を
達成できるのか、筆者は確信を持てない。
もう少し自分の眼と足で、世界各国と日本各地の現場・現実を確認し、
そこに流れている課題を直視し、その根本原因を推定、特定する必要があるように感じた次第である。

小林鷹之氏の総裁選の行方は?

今回、筮を執り得た卦は、「62.雷山小過」の5爻 であった。

雷山小過

卦辞は「小過は亨(とお)る。貞(ただ)しきに利あり。小事に可なるも大事に可ならず。飛鳥これが音(ね)を遣(のこ)す。上るに宣(よろ)しからず。下るに宜し。大いに吉」とある。
今の次期は、大きなことは望まず、身の程を知って進むことが大切というこのとようだ。
それにしても小林氏の名前にという字が使われているが、この卦には
出てくる。飛ぶ鳥の鳴き声に耳を傾けると上昇するには良くないが、下降するには良いといっている。

たまたまの偶然かもしれないが、易の不思議さを感じる次第である。

結論として、小林氏はもう少し、党で雑巾がけをすることが将来のために良いのではなかろうか。年齢も若いし、これからまだ総裁の椅子を狙うチャンスはあるだろう。

蛇足であるが今回の小林氏の出馬に関して、旧清和研(阿倍派)で若手のホープといわれている福田達夫氏がいち早く賛同をした。

福田氏としては、本来であれば自分が手を上げる時なのに、裏金問題でそれが出来なかっただけに、忸怩とした思いがあると察する。
今回の総裁選の決戦投票で、はたして彼は誰に投票するのか、筆者としては
甚だ興味深い点である。
                      (2024/9/22 Ryu3)

[追記 投稿記事の検証]
9月27日 自民党総裁選で小林氏は第一回投票で5位(60票)となり敗退した。
当初世間一般に無名だった小林氏だが、テレビの番組に出演するなどして結果的に第五位と健闘した。氏の今後の活躍を期待したい。

【結果】的中               
                         (2024/10/4 Ryu3 記)


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