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石破内閣の発足時の内閣支持率は

勝手に易サイト(13)

運命学研究家のRyu4です。

石破政権発足

2024年9月27日に行われた自民党総裁選挙は、筆者の易断が的中し石破茂候補が当選し新総裁に選ばれた。
本日10月1日は、衆参両院の本会議で第102代首相に指名された。皇居で首相親任式と閣僚認証式のあと正式に石破新内閣が発足する。

第102代 石破首相選出(写真 読売新聞)

事前の報道で閣僚と党執行部に自身の側近議員や総裁選協力者が多い論功行賞型とか、自身も含めて防衛相経験者が多いことからとか安全保障政策重視の内閣と喧伝されている。

石破内閣の閣僚の平均年齢は、63.55歳となる。
あまりフレッシュな印象のない石破内閣だが、来る10月27日の衆院選に向けて気になるのが発足時の内閣支持率であろう。
そこで今回は、易占により内閣支持率がどの程度になるか調べてみたいと思う。

石破新内閣の易占結果

立筮の結果は、「6.天水訟」3爻(63)である。

天水訟 

卦辞に「訟(しょう)は孚(まこと)有りて塞(ふさ)がる。惕(おそ)れて中(ちゅう)すれば吉。終(お)えんとすれば凶。大人(たいじん)を見るに利あり。大川を渉るに利あらず」とある。

「訟」とは裁判などの訴訟の「訟」で争いとか訴えることを意味している。八卦の外卦(上の卦)の「天」は一途に空に舞い上がろうとし、内卦(下の卦)の「水」は下に沈みこむ険しさを示す。
この相反する二つの象の影響で、ぶつかり合いが起こりやすいというわけである。

爻辞は「話のわかる年上に従えば吉」とある。

たとえ自分が正しいと信じることでも、強く自己主張すれば反感をかい立ちいかなくなる。「中」とは中庸、公正のことで相手の意見も聞き、改めるところを改めれば好転するとさとしている。

中々厳しい内容を含む卦である。この立筮で得た「天水訟」から判断するに、新内閣を国民が熱狂的な歓迎ムードで迎え、60%を超えるような高い内閣支持率は望めないのではなかろうか。
国民は新内閣に対してどちらかといえば、お手並み拝見と様子見の姿勢にあるのではなかろうか。

国民的に人気の高い石破新総理ではあるが、発足時のご祝儀相場を
含めても内閣支持率40%~45%の間あたりの数値が妥当と判断したい。

これでも岸田政権の末期の20%を切るまで低下した内閣支持率より
相当いい。とはいえ、少なくとも国民の二人に一人は支持するレベル
までかさ上げはしたいものである。

そのために必要なことは何であろうか。
新総理は「国民に正面から向き合い、誠心誠意語っていく。逃げないで実行する」と語っている。

党の裏金問題に決着をつけることも大切かもしれないが、世論調査などで
優先して取り組んでほしい項目の上位は、「経済・景気対策、物価対策
「社会保障を含めてゆとりのある生活」だ。
必ずしも「政治と金の問題」や「外交・安全保障」でない。

必要なのは「あらゆる政策を総動員する」とか「全身全霊を込めて取り組む」とかいった言葉ではない。

問題の解決に向けた、検証可能な科学的手法の導入であると筆者は考える。

例えば経済政策の「アベノミクス」でも「キシダノミクス」でをいいが、政策のどこに良い点があり、どこに問題があったかをきちんと検証して、その足らざる所を補うこと。
あるいはゼロベースでまったく異なるアプローチの政策を練り上げ、逃げずに実行することだろう。
そして具体的にターゲットとマイルストーンを定め、「計画」、「実行」、「確認」、「対策」のサイクルを回し「成果」を出すことだ。

石破内閣として、国民が将来に対する「」と「希望」を確信できる政策を立案し、確実にそれを推進していく道筋を示すことが肝要であろう。
                                                                      (2024/10/1 Ryu4)

[追記 投稿記事の検証]
10月3日 各社世論調査の内閣支持率
共同通信:50.7% 読売:51% 日経:51% 朝日:46%
各社とも60%を超えていないが、予測の40~45%は上回っていた。
岸田政権発足時の数値を下回っており、石破政権として悪くはないが、必ずしも喜べる数値でもなかった。
これは、立筮で得た卦は正しかったが、その卦の「6.天水訟」の判断の過程で、筆者の未熟さ故にやや厳しめに数値を出してしまったことによる。
反省しきりである。
【結果】半的              
                                                                        
  (2024/10/3 Ryu4  記)

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