D.C.4 Fortunate Departuresを超ざっくり紹介
こんにちは、ふんまつスープです。
以前D.C.4(ダ・カーポ4)の紹介をしましたが、そのファンディスクであるD.C.4 Fortunate Departures(ダ・カーポ4 フォーチュネイトデパーチャーズ)も年末年始セールの対象みたいなので、今回はそれを紹介したいと思います。
※セールはswitch版1/15まで、PS版1/17まで
※筆者は「4」はプレイしていますがそれより前のシリーズはやっていないので「Ⅰ」~「Ⅲ」とのつながりについてはあまり書けません。ご了承ください。
概要
物語紹介|D.C.4 Fortunate Departures (circus-co.jp)
最初に書いたように本作は「4」のファンディスクであり、各ヒロインルートのアフターストーリーを楽しむことができます。
舞台は各ルート完結から少し経った、秋の香々見島。学園では体育祭と文化祭が合体した学園祭、通称「カガサイ」の時期が迫っており、ストーリーもそのカガサイを中心としたストーリーが展開されます。
構成としては最初に共通の「プロローグ」を見た後、各ルートのストーリーが読める感じです。
どれか一つのルートを最後まで見ることで、そのさらに後日談となる、全ルート共通の「後夜祭」も解禁されますよ。
ヒロインの魅力にフォーカスしたシナリオ
まあ後日談なので当然なのですが、今回の物語は起承転結はあれど、あまりシリアス要素はないです。本編のラストよりもさらに距離が縮まった2人が学園祭を楽しむ様子が描かれます。
特にお嬢様三人組(ひより、有里栖、美羽)は物語の構成上、恋人として過ごすシーンが短かったので、その辺を補完してくれるのはありがたい。ちなみにどのルートにも序盤にデートシーンが用意されています。有能。
ファンディスクということでヒロインの魅力や心の成長が物語の中心となっており、「4」のキャラが気に入った人は大いに楽しめると思います。
個人的に印象に残ったのが詩名のデレっぷり。cv水瀬いのりはやっぱ強すぎる。
あと本編では絡みが少なかったキャラの組み合わせが見られるのもグッド。
ということで、本編で「ちょっと物足りなかったな…」と感じた部分をいい感じに補完してくれるシナリオでした。私個人としては満足です。
一長一短、次作「5」の匂わせ
本作を語る上で外せないのが、「5」のヒロイン、八坂愛乃亜の先行登場。
各ヒロインのルートでちょくちょく登場する他、有里咲ルートではわりとガッツリ絡んできます。
突然一登に話しかけ、意味深な台詞を残していく謎の多いキャラとして描かれており、「4」の世界との関連を匂わせています。
他には美羽ルートでは「5」のメインキャラが所属する天文部についての言及があり、伏線っぽい情報がたびたび出てきます。
…ていうかそもそもカガサイという舞台が「5」で描かれる香々祭と一致しているんですよね。絶対意識してます。
自分のように「5」をこれからする予定の人は、どのように伏線が回収されるのか楽しみが増す一方で、「4」のファンディスクなのに「5」の販促があるのは好みが分かれそうだなぁというのが正直な感想。一長一短な気がする。
まとめ:シリーズファンor「4」のキャラが好きな人なら買う価値アリ
総評すると見出しのようになります。ぶっちゃけお値段が高いので、今(1/12時点)のようにセールになっているときに買うか、買うべきかどうかを慎重に見極めた上で買うのがいいと思います。
ただ「4」のファンが楽しめる要素がたくさんあるのは確かなので、迷っている人は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ということで今回はこれでおしまい。また別の記事でお会いしましょう。