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須磨シーワールド訪問記(1)

スマシー訪問記を書いていく

 地元民として馴染み深かったスマスイ(須磨海浜水族園)から真っさらにリニューアルしたスマシー(須磨シーワールド)を訪れたので、色々所感を記録しておこうと思っていたのですが、筆不精のため書けてませんでした。訪問したのは遡ること8月の中旬で、トワイライトチケットで通常料金より割安に楽しめたのは幸運でした。
 名物のシャチとイルカ以外はAQUA LIFE棟に集約されているので、そこでの水槽の所感です。順路でいえば、訪問者は山の上流からそれぞれバイオームを見ていくわけですが、noteはいきなり、アマモでいきます。

アマモの森

そよ風に揺られるごとく、アマモが靡く。

 スマスイ時代にも、順路の一角に一際明るい小ぶりな水槽の中にアマモ場が再現されている展示があり、アマモの間を小さなボラやアミメハギが泳いでいたのを覚えています。他の水族館でもアマモ場の展示は見ますが、今回リニューアルしたスマシーでは、これらとは比べものにならない、アマモのまさに「森」がそこには広がっていました。まるで太陽の下にいるかのようなライティング(京セラ製らしい)の水槽のなかで、広大なアマモ場が絶妙な緩急のある水の流れによって揺れています。

15mはある水槽を横からパシャリ。
人が多いので,引きでとれず。

森の住人たち

 スマシーのアマモ場の水槽が西日本最大級となることは、既にアナウンスされていたので、今回の訪問の1つの楽しみにしていたのですが、これには正直圧倒されました。また、そこに暮らす魚種も豊富で、アイゴ、アミメハギ、ゴンズイ、ベラ各種、ボラ、ハコオコゼ、ギマ等々がアマモの合間から確認できました(もっと様々な魚いるかもしれません)。

欲を言えば、もう少し情報がほしい。
案内板にいないやつ、泳いでいる。

 手持ちのiPhoneのカメラでは撮れませんが、彼らはアマモに付着している藻をついばんだり、隠れ家にしたりしていました。まさに海のゆりかごたるエコシステムがそこには再現されていて、感動ものです。このアマモというのはなかなかに展示・飼育が難しいようですが、ブルーカーボンが注目される今、ぜひ今後も魚たちと共に繫茂させていって、得た知見を元に瀬戸内の海岸へ展開して頂きたいものです。

まだまだ続くよ

自立する魚らギマ。愛らしいおメメ。

 タイトルにナンバリングを振っているように、スマシーの所感として、また(2)をマイペースに書きます。次はマダコかイカナゴの水槽を取り上げようかと思います。それでは!

※何分、執筆から時間が経っているので、現在の展示と異なる場合があります。ご了承ください。

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