Report_5 NorwayStudyTour |NorwayのCabinとSeaHouse文化
Report_5[NorwayStudyTour]-NorwayのCabinとSeaHouse文化-
昨日はつい熱くなってしまいました。それはさておいて、現地の高校訪問時に宿泊先を手配してもらいました。その場所がとても”Norwayらしい”ところだったんです。
Fusa高校が手配してくれたのは、湖のほとりにある大きなログハウス”Cabin”でした。先生の知り合いが管理していて、貸別荘みたいなところ。1階には大きな部屋が3つと個室が2つに風呂場(なとサウナ付き!)。20人が座れるようなリビングダイニングキッチン、10人がゆっくりできるリビング、窓から湖が望めて大きなソファが7脚と薪ストーブがあるリビング。2階は個室が8部屋と真ん中のリビングにはビリヤード台が。15時には学校でのプログラムを終えて、16時からはこのような環境で散歩やトレイルランをしたり、料理をしてゆっくり過ごしました。先生も学生もなにもしない時間があるなんて、久しぶりだったはず。
Austevoll高校が手配してくれたのは、フィヨルドの港に接した別荘”SeaHouse”でした。私たちが宿泊したのは2階建で、1階に個室が2つと洗面所、2階に個室が1つとリビングダイニングキッチン、そしてソファのあるテラスがありました。夜、テラスにでてろうそくを灯し、ブランケットをかけて高校生や陽馬さん、ありさと夜更けまでいろんなことを語り合いました。これがNorwayの夕方の時間の過ごし方。
コペンハーゲンの惚れるフォルケホイスコーレに学びに行った照明デザイナーの友人がいました。北欧において、照明の役割は200年間変わっていないという話を彼女から聞きました。夕方の民家で家族や友人が過ごしている200年前の絵画。そこには、テーブルの真ん中にろうそくを灯して、椅子に腰掛けた大人たちが灯りを中心に笑顔で語り合っている様子が描かれていたそうです。日本では、白色灯が上から部屋全体を明るくしてしまいます。でも、北欧では下からの灯りを中心に、夕方は仲間と語り合ってゆっくり過ごすのが習慣のようです。
学校だけでなく、放課後の時間の過ごし方も含めてNorwayの学び方を体験した気がします。高校生たちと学校のこと、気になっていること、将来のことを話し合うことができました。よかった!!