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イスタンブール東大生一人旅③🇹🇷 本場のトルコアイス【トルコ】

こんにちは。

前回はスルタンアフメトモスクや地下宮殿、ボスポラス海峡ツアー等の観光を終え、昼ごはんを食べたところ。

今回はその続きです。


久しぶりのアジア

アジアとヨーロッパを繋ぐ架け橋。

ボスポラス大橋を渡り、ヨーロッパからアジアへ。アジアに帰還するのはおよそ半年ぶりだ(どうせ一瞬でヨーロッパに戻るのだが)

ガラタ塔。イスタンブールで1番高い建物。

険しい上り坂を上り、目的のガラタ塔へ。

塔からの景色が綺麗らしいが、今日は生憎の曇天。それに、どうやら工事中で屋上までは上れないらしい。

入場料も650リラと結構するため、迷った挙句、塔には上らず外観だけ眺めることに。


モスク巡り

エミノニュ港の近くにあるイスタンブールオブジェクト

次にやってきたのはリュステム・パシャ・ジャーミィ。2階にモスクがあるため、見つけるのに少し苦労した。

リュステム・パシャ・ジャーミィ。外観のみ撮影。

礼拝をしているムスリムが何人かいたため、彼らの邪魔をしないように内部の撮影は自粛。しかし、青の装飾に囲まれた内部は独特の美しさがあった。

続いてスレイマニエモスク。他のモスクより高いところにあり、外観も際立っている。

スレイマニエ・モスク。世界遺産にも登録されている。
モスク前の広場からはイスタンブール市内が見渡せる。
スレイマニエ・モスクの内装。

スレイマニエ・モスクはボスポラス海峡や、アジア側からも、かなり目立って見える。イスタンブールのシンボル的建築物ともいえそうだ。

外観の美しさもさることながら、イスタンブールの街を見渡せるのも気持ちいい。

礼拝をしているムスリムの方を見ていると、彼らの信心深さ、敬虔さを深く実感させられる。

イスラム教は日本にはあまり馴染みは無いけど、かなり興味深い宗教だ。

アヤソフィア外観。
中の様子。キリスト教的な要素も感じられる。

最後にやってきたのはアヤソフィア。詳しい歴史は割愛するが、キリスト教建築物でありながらモスクとして利用されている場所。

確かに、ヨーロッパのキリスト教教会に似た雰囲気が感じられる。

1階はイスラム教の方の礼拝のための場所となっており、観光は主に2階から見下ろす形で行う。

入場料は400リラ程度。中の見所はそこまで多い訳ではないが、他のモスクに比べ規模が大きく、イスラム文化とキリスト教文化の双方を感じさせる装飾も楽しめる。

本当はこの後にもトプカプ宮殿などに行きたかったのだが、思ったよりも早く閉まってしまい行けず。残念だが、次に訪れるときのためにとっておくことにしよう。


本場のトルコスイーツ

主な観光を終えたので、トルコスイーツでも食べながら時間を潰すことに。

やってきたのは有名なチェーン店であるMADO

フレンドリーな店員さんと雑談しながら、トルコアイスとバクラヴァを注文。

トルコアイス(左)とバクラヴァ(右)

トルコアイスの、ひっくり返しても落ちないというパフォーマンスを見たことあるという人は多いのではないだろうか。

もっちり濃厚でミルキーな味わいが口の中に広がる。

バクラヴァは、薄い生地を何層にも重ね、間にナッツを挟みこんで甘いシロップをかけたパイのようなスイーツ。

サクサクな生地と、ねっとりとした甘味を感じさせるとのコントラストがいい。

ただ、バクラヴァの甘味は結構強め。僕は甘いものも全然食べられるので大丈夫だったが、甘いものが苦手な人はバクラヴァはきついと思う。

店には日本人も結構いた。日本人に人気のある店なのかもしれない。

余談だが、ここの店員さん、色々な国の紙幣をコレクションしているとのこと。僕にも、日本の紙幣をくれないかとねだってきた。

詐欺の類いではなさそうだが、生憎日本のお金は全て家に置いてきている。とはいえ、せっかくなのでデンマークの紙幣を渡すことに。

デンマークの紙幣はまだ持っていなかったみたいで、結構喜んでくれた。

デンマークではキャッシュレス化が進んでいて、日常で現金を使う機会など殆ど無い。初めてデンマークの現金が役に立った瞬間だった。


世界三大料理を堪能

まだ17時半と少し早いが、特にやることもないので夜飯にすることに。

やってきたのはTarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta。トルコ料理キョフテで有名なお店だ。17時半にもかかわらず僕が訪れたときはほぼ満席状態だった。

一席だけ空いていたのでそこに座る。

まず注文したのはシーズナルサラダ。

フレッシュなサラダでしっかり栄養を補給する。

トルコの伝統的なスープ「チョルバ」。写真撮り忘れたのでフリー素材から拝借。

こちらはトルコで一般的なチョルバというスープ。

コーンポタージュのような味を想像していたが、思っていたより「豆」感の強いスープだ。付け合わせのパンを浸して食べると結構いける。

食感が独特で面白い「キョフテ」

そして、お目当てのキョフテ。店員さんにソースがいるかどうか聞かれ、せっかくなのでもらうことに。

まずは肉単体で一口。

挽肉料理であるのだが、食感が面白く、弾力があってプニプニしている。

それでいて肉の旨みも感じられてなかなか美味しい。他にはない独特な味だ。

見るからに辛そうなソースをつけて食べるとスパイシーさが増し増し。

トルコ料理、なかなかに面白い。

こちらも写真撮り忘れたのでフリー素材から転用。

最後に、トルコヨーグルトであるアイランを注文。

ヨーグルトではあるが、全く甘くなく塩味のする、おかずのようなヨーグルトだ。

トルコ料理、「世界三大」を冠するだけあって独特な美味しさを持つ料理が多く楽しめた。


バス乗り場がわからず絶体絶命

この後は夜行バスでルーマニアのブカレストまで移動する予定だった。

しかし、何度調べてもアプリに載っている地図の場所にバス停がない。時間になってもバスが来る気配は全くない。

現地の人たちに尋ねてみるも、知ってそうな人は誰1人いなかった。

このまま置いていかれたら、この後の予定はどうなるのか。そもそも、無事にトルコの夜を明かせるのか。

深夜の街中で途方に暮れると、運転手から電話の着信が。

状況を伝え、手を振りながらあたりを走り回っていると、向こうのスタッフが何とか僕を見つけてくれ、バスに乗り込むことができた。

安堵で気が抜けそうになる。

これ、1番悪いのは僕だとは思うんだけど、僕みたいな人を今後出さないようにアプリの地図はもっと正確な場所を表示しておいてほしいなと心から思った。

イスタンブール、特にOtogariというバス停を利用する方はご注意ください。

アプリが表示していたバス停の場所
実際にバスが停まっていた場所。

そんなこんなでイスタンブール観光終了。

ヨーロッパとアジアの両方の文化が入り混じるトルコはとても面白い国で、観光のしがいもあった。

トルコ料理やトルコスイーツもかなり美味しく、独特な味わいでなんだか記憶に残り続けそうだ。

明日からはルーマニア観光。

どんな世界が待っているのだろうか。

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