クライアントプロジェクトと自社サービス開発の関係性
こんにちは。NEWhのフルカワです。
大企業における新規事業やサービス開発に特化したデザインコンサルティング&スタジオのNEWhで、サービスデザイナーとして多種多様な企業のサービスコンセプトやビジネスモデル開発のご支援をしています。
企業のご支援だけでなく、社内でplaykit(仮称)と呼ばれている「新規事業/サービス開発をするためのマインドセットとスキルを学び、実践する共創型ワークショップキット集」という自社の新規プロダクト・サービス開発プロジェクトにも携わっております。
先日、Japan Digital Design株式会社(以下JDD)のオンラインイベント「会社をうごかすことをデザイナーからはじめてみた」に【会社をうごかすことを「自社サービス創出」サービスデザイナーからはじめてみた】というテーマで参加させて頂きました。
イベント主催:Japan Digital Design株式会社
今回の記事はイベントでお話しした内容についての内容となります。
当日のスライドは👇になります。
お話ししたテーマ
冒頭の自己紹介にもありました通り、私はNEWhで、サービスデザイナーとして多種多様な企業のサービスコンセプトやビジネスモデル開発のご支援するのに加え、playkit(仮称)と呼んでいる自社の新規サービス開発プロジェクトにも携わっております。
今回のイベントでは、「クライアントとのプロジェクトを主として行う自分が、どのようにして自社のサービス開発を携わることになったのか」についてお話ししました。
playkitの概要については下記のスライドや記事をご覧ください🙇♂️
クライアントPJTで得たものを自社の活動に活用する
playkitはクライアントが抱える課題と自社に蓄積されたアセットを掛け合わせて生まれた構想です。
クライアントが抱える課題はプロジェクトの相談内容や共創ワークを実施する際の質問や雑談といったプロジェクト進行の中から得ていきました。
自社のアセットはプロジェクトの目的や内容に合わせてフレームワークやワークショップが創出されていくにつれて、体系化・蓄積されていきました。
自社サービス実現に向けて職種を超えたスキルを活かす
NEWhではクライアントとのプロジェクトを行う際は、サービスデザイナー以外にもプロジェクトの推進を行いプロジェクトデザイナー、ビジネスモデルを描くビジネスデザイナーと共にプロジェクトを行います。
しかし、自社サービスでは私が中心となって行うため、これまでクライアントPJTでは他の職種が担ってきた活動も自分で行うこととなります。
そこで活きてくるのが、彼らとの協業の経験です。
彼らがつくるアウトプットとそれが生まれてくるまでのプロセス、社内/社外での会議中に他の職種ならではの視点での発言は、自分とは異なるスキルや視点を得る機会になります。
その機会で手に入れたスキルや視点が、自社のサービス実現に向けて、従来のクライアントPJTで他の人が担っていた領域を超えた活動をするにあたって活きていきます。
日々の活動から得る
これまで自社プロジェクトを行うために何をしてきたかを書いてきましたが、何か特別なことはしておりません。
クライアントPJTを行う中での新しい発見や違和感を面白がってインプットし、それらを活用してアウトプットする。
みなさんの日々のプロジェクトや活動の中からでも得られることはたくさんあると思います。
何か1つ自身で面白いと思うこと、発見があれば、そこから何かチャレンジが生まれると思います。
最後に会社を動かし「続ける」ということ
これまで【会社をうごかすことを「自社サービス創出」サービスデザイナーからはじめてみた】というテーマでお話ししてきました。
しかし、個人的には動かして終了ではなく、「動かし続ける」ことが重要なのではないかと感じてます。
クライアントPJTから得たことを自社PJTに活かし、自社PJTから得たことをクライアントPJTに活かす、この循環をつくることが「動かし続ける」ためには必要なのではないかと思います。
ここに関してはまだ自分も到達できていないので、チャレンジし、みなさまとお話しできたら嬉しいです😊
まとめ
今回はクライアントPJTで得たことを自社の活動に活かすお話をしました。
イベント「会社をうごかすことをデザイナーからはじめてみた」のJDDの若狭氏と久行氏の内容は👇のnoteから読めるので、是非読んで見てください。
また、NEWhの他のメンバーもnoteを書いてます!
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