“ゴールデンカムイ”聖地巡礼~鹿児島編~
こんにちは。はじめまして。
昨年7月に“ゴールデンカムイ”の沼に飛び込んでからというもの、いても立ってもいられず北は北海道、南は鹿児島県と作中に出てくるゆかりの地を聖地巡礼している者です。
普段は友人(白石推し)と行動していますが、今回はソーシャルディスタンスを守るため私(鯉登推し)だけで鯉登くんの出身地の鹿児島県に行ってきました。
私には現地でどうしてもやりたかったことがあったんです。
鹿児島に月寒あんぱんを持って行く(強い意思)
この日のために月寒あんぱんを取り寄せました。
しかも北海道の店頭に置いてあるものではなく、復刻版の100年前の月寒あんぱんを。
そして私は8月某日、復刻版月寒あんぱんを持って鹿児島行きの飛行機に乗ったのであったーーー。
以下、お手元に“ゴールデンカムイ”の20巻を用意して読んでいただけるとわかりやすいかと思います。
また、20巻以降のネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
無事鹿児島空港に着いたものの、あいにくの雨。
とりあえず荷物を置いて最初の目的地に向かいます。
まずは鯉登くん(14)がド ディオンブートンに乗ってバブバブ鳴らしながら学校の門をくぐった私学校跡です。
私学校跡とありますが、現在敷地内は病院となっており、この門しか残っていません。
市電で鹿児島中央から市役所前に降りて5分ほど歩いたところにあります。
続いて鯉登くんが爆走しているバックの塀です。
西南戦争での銃弾の跡が無数に残っていました。
鯉登くんは少年時代にこの道を何度も往復したのだなぁ
なんだが親目線になってしみじみしてしまいました。
当時と比べればさすがに整備はされていますが、西南戦争の跡が生々しく残っていますので、推しが通った道というリアリティーは感じました。
続きまして、私学校跡から塀に沿って南へ進みます。
交差点の方へ出ますと、
鯉登くんと鶴見中尉がエンカウントした角!!
ここが鯉登くんの分岐点です。
本誌を追っている方にしかわからないネタですが、単行本と本誌では鯉登くんの鶴見中尉への態度が全然違うんですよね。
本誌掲載時と単行本で大幅な歴史改変が起こっているので、本誌未読で気になる方は調べてみてください。
これは個人的に後になってから気づいたことなんですが、目の前に鶴丸城があったのに見学せずに次の目的地に行ってしまったので、お時間ある方は鶴丸城も覗いてみるといいかもしれません。
次に向かったのは鯉登くんと鶴見中尉の思い出の場所、南洲公園です。
一応観光地なのでバスが近くまで出ていたのですが、
とりあえず歩いてみるオタクの性
ハチャメチャな角度の坂道を徒歩で登りました。
おわかりいただけますでしょうか。
だいぶエグい傾斜です。
単行本では「お詫びに案内させっくいやんせ」から「登いは遅かです」までのルートの描写がないのであくまで予想ですが、二人は南洲公園の西側の坂を登ってきたのではないかと思われます。
雨が降ってジメジメした8月にこの坂を登るのはまじでオススメしません
徒歩で歩いているのは私だけでした。
登って行くと南洲公園の看板が見えてくるので、それを右に曲がります。
南洲公園入口手前になりますが、「登いは遅かです」のところになると思います。
こんな坂道そりゃ三輪車も疲れちゃうよ。
素直にバスに乗って南洲公園に到着してからちょっと戻るのがオススメです
このまま登って行くと南洲公園に到着します。
南洲公園に到着しました。
お目当ての墓地に向かいます。
西郷どんのお墓!!
月寒あんぱんを食べたところ!!
はい、ついに来ました月寒あんぱんを食べたところ!!(2回目)
鶴見中尉と一緒に月寒あんぱんを食べていなかったら鯉登くんはもっとグレていたかもしれない……。
ありがとう鶴見中尉どん。
それがたらしこむための甘い嘘だったとしても鯉登くんは救われた。
「ひどく酔うようにないもした」の角度です。
そして私の悲願がついに叶いました。
さすがに雨の中で食べる勇気はありませんでしたが(1つが地味に量ある)。
鯉登くんはこの景色を見ながらかっこいいダンディーなおじさまと月寒あんぱんを食べたのだなぁ。
まぁ今は住宅地しか見えないんですけどね。
数ページ戻りまして「鹿児島は何が美味しいんだい?」のコマです。
>>桜島が見えない!!<<
きっと晴れていたなら綺麗に桜島が見えて絶景だったんだろうなぁ……無念……。
ぜひ晴れた日に撮ってみてください。
という感じで単行本20巻を片手に鯉登くんの軌跡を辿ってみましたがいかんせん、台風がギリギリ逸れたくらいの時期でずっと曇ってました。
次の日に撮った桜島です。
鯉登くんはこの景色を見て育ったのだなぁしみじみ。
金カムの軌跡を辿るにあたって先人たちのレポを参考にしているんですが、鹿児島の鯉登くんの聖地巡りはまだちゃんとレポしてる人がいなさそうだったので、今回まとめてみることにしました。
あくまで素人が個人的に調べたものなので、間違った箇所があるかもしれませんがご了承ください。
軽く参考程度に見ていただけると幸いです。
鯉登くんが金塊争奪戦を無事生き延びられますように!!
以上、私の推し鯉登音之進の聖地巡礼レポでした!!
P.S.この2週間後に鶴見中尉と鯉登パパが函館で爆走した道も行ってきましたが、そちらは一緒に行った友人がレポ書いてくれていますので、そちらも見ていただけると嬉しいです。