フランクリン・プランナーの核を見直す
こんにちは。
突然ですが、手帳好きの方ならフランクリン・プランナーがスケジュールやタスク管理だけの手帳ではないことはお分かりいただいているかと思います。
もちろん私もそれは十分に理解した上でここ数年フランクリン・プランナーを使ってきましたが、正直に言うと、フランクリン・プランナーの最も核の部分については見て見ぬふりを貫いてきました。笑
理由としては、ただただ腰が重かったからです。
そんな状態がしばらく続いてきましたが、いよいよ私も重い腰を上げてこの核の部分に取り組むことにしました。
きっかけは、高田晃さんの著書を読んだことからです。
この本を読んだ後に熊谷正寿さんの本も再読しました。
これらの本を読んで改めて来年の手帳会議をする中で、やっぱりフランクリン・プランナーを使うなら7つの習慣を再読するべきだと感じましたので、本棚の奥から引っ張り出してきました。
フランクリン・プランナーの核
フランクリン・プランナーの核の部分とは、
ミッション・ステートメント
価値観
役割
この3つです。
この3つをしっかりと自分の中で定義して、これに沿って目標を設定し、自分の人生の成功に向けて邁進するというのがフランクリン・プランナーの核となっているポイントのひとつです。
詳しくは方々で散々語られていますのでここでは割愛しますが、私もついにこの核の部分を自分なりに定義することにしました。
ミッション・ステートメント
ミッションは使命、ステートメントは声明という意味なので、ミッション・ステートメントとは自分の人生の使命を宣言するという感じでしょうか。
あまり堅苦しく考えると進みませんので、これは各々の解釈でいいと思います。私としては、自分の人生で大事にしたいこと、こうなりたいという願望を言語化すると言う感じで捉えました。
私の場合、色々と考え尽くしましたが、最終的に自分の人生で大事なものといえば家族だという結論に至りました。具体的には私の妻、2人の娘がメインで、その次に自分の両親、妻の両親、弟、の順番ですね。
では、その家族がどうなればいいかなと考えていくと、月並みですがやっぱり家族全員が幸せになることかと思います。
シンプルで当然のことではありますが、私の使命としては家族全員(私も含めて)が幸せな生活を送るために日々を過ごすことかと考えています。
ということで、私のミッション・ステートメントは次のようになりました。
ミッション・ステートメントに書き方の決まりはないので、自分が見返して読みやすいものにするのが一番良いかと思います。
また、これは折に触れて見返し、修正し、どんどんブラッシュアップしていくべきものです。
年齢や環境が変わると感じることも変わるのが当然ですから、一回書いたものは現時点でのベストであり、変えてもいいし、変えなくてもいいんです。
価値観
人間は誰しも自分の価値観を持っているものです。
でも、普段生活する中で、私の価値観はこれですとはっきり言える人はどのくらいいるでしょうか。
少なくとも私自身ははっきりとは言えませんでした。
今回、ミッション・ステートメントを作成する中で、改めて自分の価値観を見つめて言語化することに取り組んでみました。
とは言え、意識していなかったものを急に意識してみてもなかなか出てくるものではありません。
そこで、インターネットで価値観リスト80というものを見つけましたので、それをやってみました。
私の価値観は、
家族(幸福で愛に満ちた家庭を作る)
健康(健やかで体調よく生きる)
希望(ポジティブで楽観的に生きる)
知識(価値ある知識を学ぶ、または生み出す)
信頼(信用があって頼れる人間になる)
以上の5つがトップ5となりました。
それぞれを自分なりの解釈と言葉でさらに深掘りしてみました。
家族:お互いを尊重し、いつも笑顔の絶えない明るく楽しい家庭を作る。
健康:家族と1日でも長く過ごすために、まずは自分の健康を第一に考えて行動する。
希望:自分を大切にして深く考えすぎず、適当に人生を楽しむ心を持つ。
知識:自分の考えを持ち、他人に流されないように知識をアップグレードし続ける。
信頼:周囲の人たちから信頼され、任されることに喜びを感じられる人間になる。
1〜3は主にプライベート、4と5は主に仕事面で発揮したい価値観です。時間をかけて取り組みましたので、とてもしっくりくる内容となりました。
役割
最後は役割です。
人はいくつもの役割、顔を持っているという考え方で、例えば仕事が上手くいっても家庭が疎かで上手くいかなければそれは人生において成功したとは言えないよね、という考え方です。
そうならないために、自分の持っている人生の役割、顔を把握し、すべてをバランスよく成功に導いていくことが重要だということです。
私の場合、夫、父、息子、兄、経営者、営業担当、趣味を楽しむ人など、いくつかの役割があります。
これらの役割を通じて、バランスよく、自分の人生ミッションのために、自分の価値観に従って、人生の成功を目指して目標設定をし、実行するというのがフランクリン・プランナーの重要なポイントであり、この要素が盛り込まれた手帳であるということがフランクリン・プランナーが唯一無二である所以だと言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
7つの習慣は難しい概念も多々ありますし、そもそも外国人が書いた本なので日本人には全部を理解するのは無理だと思います。笑
あくまでも自分なりの解釈でいいと自分に言い聞かせて、とにかく本質だけは見失わないように手帳を使って日々自分の言動を振り返り、改善していくことが大事だと感じました。
来年も引き続きフランクリン・プランナーをしっかり使っていきたいのですが、あまり気負わず、これまで通りプラスαぐらいの感覚で取り組んでいきたいなと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。