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万年筆好きのジレンマ

こんにちは。

私は万年筆が好きです。

一番最初に買ったのはLAMYのSafariでした。入門用としては秀逸な万年筆だと思います。

そして、初めての金ペンはプラチナ万年筆の#3776 センチュリーでした。

これは、出張で行った東京の世界堂新宿本店で購入しました。

そこから所謂「」にハマっていくわけです。

万年筆に興味を持つと自然とインクにも興味が湧いてくる、新しいインクを購入すると新しい万年筆が欲しくなる、新しい万年筆を買うと字幅違いのものも欲しくなる、さらにインクも欲しくなる、そしてまた新しい万年筆を買う、インクを買う…というようにエンドレスな沼に陥ることになります。

そうやって十数年経つと、いつの間にか自分の手元には何本もの万年筆や数種類のインクが存在することになります。

さて、万年筆好きなら分かるあるあるだと思いますが、そんなにたくさんの万年筆とインクに囲まれて、果たしてその全部をしっかり使えているでしょうか。

万年筆は、同じものをずっと使い続けることによってどんどん自分に馴染んでくるという特性があります。また、長く使うことを求められているようにも思えます。高価なものなので長く使わないともったいないという考えもあります。

だからこそ、メインで使う万年筆は固定します。なぜならその万年筆を自分だけの一本にしたいから。自分がこれと言える最高の一本に育てたいから。

私のメイン万年筆はプラチナ万年筆のプレジデントです。

センチュリーよりも軸が太くやや大きめな万年筆です。手帳用に常時使っている万年筆で、これなしでは考えられないほど自分の中に浸透しています。

ところが、プレジデントばかりを使っていると他の万年筆は使えなくなる、もしくは使う頻度が極端に落ちることになります。

これが万年筆好きのジレンマです。

私の場合、センチュリーは字幅違いで3本あってインクもそれぞれ違うものを入れて日記を書くのに使っていますが、日替わりでローテーションして使うことによってこのジレンマを少しでも解消しようとしています。

でもこれは微力なもので、3日に1回のペースで、しかもそんなに長くない日記にしか使えていないので使ってる感はとても薄いです。

もちろん万年筆はこれだけではありません。

他にもキャップレスマットブラック、キャップレスデシモ、プロギアスリムミニ、カスタム74、M205スケルトン、Safariやカクノやライティブなど、中には全く使えていない万年筆もあります。

インクもLAMYやPelikanのブルーブラック、色彩雫の月夜、山葡萄、天色など、まだまだ残ってて全然減りません。

万年筆やインクを買う時にはこれはあれに使うぞとちゃんと決めて買うんですが、それも未来永劫続くとは限りませんので、当然使い方が変わればその予定も崩れます。

メインの万年筆は使い続けながら、少しでも多くの他の万年筆やインクを使おうとすると手帳やノートがいくつあっても足りませんし、そんなに多くの手帳やノートは必要ありません。

何回も言いますが、これが万年筆好きのジレンマです。笑

愚痴みたいになってしまいましたが、それでも万年筆は大好きです。

これを読んでくれた万年筆愛好家の方、ご自身の解決策などコメントいただけると泣いて喜びます。笑

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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