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2020年1月の記事一覧
3分でわかるインドの宇宙活動法
ロケットや人工衛星を打ち上げるための根拠法は、日本やアメリカにだけ存在するものではありません。
近時、インドでは商業宇宙活動を行うための法律制定に向けた動きがあるので、今回はインドの法律案を紹介します。
宇宙条約で求められる監督体制と許可制そもそも宇宙条約は、宇宙活動の基本的なルールとして、民間企業などの非政府団体の宇宙活動を監督する義務について定めています(2条)。
月その他の天体を含む
3分でわかる南アフリカの宇宙活動法
アフリカの経済成長が注目される中、通信環境や食糧問題といった社会課題を解決するための宇宙技術が注目されています。
2019年8月28日から30日にかけて開催された「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」では、森林管理・農業・インフラ管理などの分野での衛星データ活用、JAICAとJAXAが協力して行う「SARプラットフォーム構想」が発表されました。
ところで、アフリカで宇宙技術を活用する土
3分でわかる打上げ施設(射場)のルール
ロケット打上げに適した場所?ロケットを打ち上げるにはどのような場所が適しているでしょうか?
公園や空港といった周囲に民家などがある場所で打ち上げることは可能でしょうか?世界には33か所の射場がありますが(参照:宇宙プロジェクトがまるごとわかる本p4)、鹿児島にある種子島宇宙センターは海に囲まれ、総面積は9700000㎡です。
地球の自転の速度を利用するため、ロケットは基本的に東側に打ち上げら