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元R1乗りがZX-6Rをレンタルして乗ってみた話。

次のバイク探しのために試乗・レンタルで乗ったバイクについてお話していきます。第6弾はZX-6R

完全忖度無し。ただバイク歴2年、教習車とYZF-R25、そしてYZF‐R1しか乗った事しかない男の感想なので肩の力を十分に抜いて読んでください。
そしてすげ~インプレとかレビューとかではなく、あくまで自分に合うかどうか、しっくりきたかどうかの話です。


チグハグ&最高の中途半端


シート高830mm、126PS。
前傾&垂れ角ハンドル、だがシートの横幅は普通。
モード切替もついている。
トラコン、クイックシフターも付いている。
だがETCも付いている。

リッターSSに比べれば前傾も、シート横幅も優しい。

文字にして起こすと、R7のように、一体何がしたいの?って感じになるのだが、R7とは全く違う。

素晴らしい意味でチグハグなのだ。

これぞ

・サーキットはもちろんOK。
・ツーリングも問題無し。
・リッターSSは無理だけど、250CCのSSでは満足できない。
・公道では全く回せないリッターSSより、回せるSSに乗りたい。

みたいな感じ。

自分的には

「丁度いい」と感じた。
そしてCBR650Rよりは、ツーリングは厳しいだろうが、
「全然アリ!!」

そこまで肩肘張らずに乗れるし、長距離も苦じゃない。
【250CCのSSで前傾と感じる人には苦行】

リッターSSよりそこまで燃費も悪くない。
車体価格も150万を下回る。

いいじゃないか!!
ホンダ、カワサキはこうゆう

「中庸」

的なバイクを作るのが本当に上手いと思う。
痒い所に手が届く感じ。悪くいえば器用貧乏であり、
中途半端感はあるのだが、あくまで悪い目線で見たらの話。

ぶっちゃけ100PS超えてる時点で、公道では常に「余力」がある状態なので、パワー不足は感じないし【トルクはない】
高速道路、流れが早いバイパスでも何一つ気負う事はない。


回すのが苦になるのか?


自分的には乗りづらいとは全く感じなかったが、低速トルクはやはりなかったし、回す楽しさはあるものの、回し過ぎる事はできない。
そんな歯がゆさは感じました。
でも楽しく7時間ちょっと乗れました。

このブログ自体が完全に個人的主観だが、更にこのバイクを自分的に言うなら、

「これでいい」

リッターSSを降りた後に選んでも、物足りなさは感じないし、
見た目の大型SS感もしっかりある。
前傾、足つきもそこまでスパルタ過ぎないし、ETCも標準装備。

R6と同じ、ミドルSSでありながら、「到達点」の一つになりえる。
後、R6にはない部分が一つ。

例えばR1乗りがR6に乗り換える事って、まぁかなりマレだとは思う。
けどこのバイクはリッターSSから乗り換える可能性は高いバイクだと思う。

もちろんサーキットメインの人なら、あり得ないかもしれないが、
ツーリング8:サーキット2ならありえるだろう。

そう思いました。

購入候補になったが・・・


このバイクも購入候補でしたが、すぐに外れました・・・。

理由は、CBR650Rと同じく色問題。

なんと2023年モデルはカワサキカラー1色のみ。
ブラックは無し。

無念。

でも色って大事ですから・・・はい。


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