アカン、パイレーツ連覇してまうnote2024

まもなく始まる2024-2025シーズンを前に、昨シーズンの成績を見ながらあーだこーだ言って、「コレ、やっぱりパイレーツ連覇してまうで…」って確信を抱きたいオジサンの長いひとりごとです。

いつものごとく、Mリーグ成績速報(非公式)さんのデータをお借りしています
本当にありがとうございます。

1.小林剛プロのお話

レギュラーシーズンの最終スコアが▲195.0p。
ラス回避率上位常連の小林剛プロですが、珍しくラスが多かったですよね。
あくまでも素人目線ですが、2022-2023シーズンの後半あたりからちょっと
トップへの意識が強いのかなぁって印象でした。
でも、今年に入ってからは結構安定した成績なんですよ、実は。
昨年末の時点で個人スコアが▲205.8pなので、レギュラーシーズン後半戦は+10.8pとプラスで終えてるんです。
セミファイナルこそ▲7.0pでしたが、ファイナルは+126.6pの大活躍。
そしてご存知のように、Mトーナメント優勝。
これはもう”復調した”って言っても良いですよね?ね?

データを細かく見ていくと、やはり放銃率の高さがそのまま成績に反映されている感じですね。
たまに「あれ?」って顔されてることがあったので、ご本人との感覚とのズレみたいなものもあったのかもしれません。
まぁ、シーズン前半は放銃率16.55%だったんで、後半戦で徐々に修正されていったのかなって思います。
あと、和了率が高くて平均打点が低いのはいつも通りだし、リーチ成功率の高さはさすがだし。
放銃率さえ例年並みに落ち着けば、おのずと結果はついてくるでしょう。

小林剛プロは、”合理的な思考と相対的な速度感覚”が生命線だと思っています。
より高い確率でポイントを持ち帰るためには半荘単位でどうすれば良いかを合理的に考えていくことができるのと同時に、他家の進行具合を感じ取りながら大きな失点を回避していく。
そんな選手だと思っています。
昨シーズン中にちゃんと修正されたと思っているので、今シーズンは間違いなく”我々がいつも見ている、安心安全の小林剛”が見られると確信しています。
出場した試合全部30,000点2着でMVP獲るとか、そんな展開になったら面白いですよね。


2.瑞原明奈プロのお話

はい、MVP争いの常連さんです。
個人スコアは3位ですが、連対率トップなんですよね。
つまり、トップを獲れない展開でもしっかりと2着が獲れる。
これが瑞原プロの強みなんです。

データを見ると、特筆すべきは和了率の高さ。
リーチ率自体は平均値なんですが、リーチ成功率が高いのと、副露での和了もうまく組み合わせていることが、この結果に結びついているんだろうと思っています。
交わし手もできる門前型”ってイメージでしょうか。
放銃率も低めですし、この成績は納得ですね。

瑞原プロのイメージは、”我慢強さと思い切りの良さ”です。
試合を見てても、本当に苦しい展開が多くて。
そんなときでもじっと耐えて、しっかりオリて。
その代わり、勝負どころではリスクを恐れずに前に出て。
この成績はまぐれとか偶然とかじゃなく、間違いなくご本人の実力です。
なので、今シーズンも当然MVP候補の最右翼になること間違いなしですね。


3.鈴木優プロのお話

ご存知、昨シーズンのMVP様です。
トップ率、ラス回避率ともに2位。
トップ争いのときはしっかり競り勝てて、苦しい展開でもできることをしっかりやって3着を獲れた結果だということがわかりますね。

和了率は堂々の1位。
リーチ率は低めですがリーチ成功率が高いので、リーチの精度は相当高いってことですね。
そして、副露での和了が多いのは鈴木優プロの一つの特徴でしょう。
平均打点と放銃率の低さから見て、”交わし手でしっかり相手のチャンスを潰す”ことができた結果だと思います。
読みの精度も高く、しっかり踏み込んだ上で和了をもぎ取れるのは鈴木優プロにしかできない芸当だと思ってます。

鈴木優プロの強みは、”参加率の高さ”からくる”場の支配”です。
どんどん仕掛けたりリーチをかけたりして、他家を対応させて有利に展開していく。
押し切ってポイントを獲得していくMリーグ版の戦闘民族スタイルが昨シーズンで確立されたと思います。
今シーズンももちろん、同様にゴリゴリ稼いでくれることでしょう。


4.仲林圭プロのお話

昨シーズンは最終盤までMVP争いを繰り広げ、個人スコア4位の好成績でフィニッシュ。
トップ率は3位、連対率は瑞原プロに次ぐ2位。
本当に高い水準で安定していて、「さすが」の一言に尽きますね。

特筆すべきは、流局率の高さと放銃率の低さ。
リスク管理能力”が極めて高く、失点したとしても最小限に食い止める。
そうすることで、なかなか和了には恵まれなくてもしっかりと勝ち切ることができるわけです。
さらに付け加えると、流局時の聴牌率も高いので、苦しい局面でも加点できることも強みの一つですね。

仲林プロのイメージは、ズバリ”横綱相撲”です。
高い精度で相手の手牌を読む。
その上で、押しきったり交わしたりオリたりと自由自在。
いつも”後の先”の麻雀だなって思って見てます。
昨シーズンの鈴木優プロMVPには強く刺激を受けたことでしょう。
そんな仲林プロが、当然このまま黙ってるわけないですよね?


5.まとめ

ってことで、選手ごとのお話してきました。
僕はぶっちゃけ、「普通にやれば4人ともレギュラーシーズン200くらいは
余裕で勝つんじゃない?」って思ってます。
で、「全員合わせたら800…いや、ひょっとしたら1000くらい勝っちゃったりして」とも思ってます。

…あれ?

これって…

アカン、パイレーツ連覇してまう!!

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