【ほんのちょっとだけ追加分】新シーズンに向けて、素人のオジサンがパイレーツさんについてあーだこーだ言ってみた(小林剛プロ編)
前回、小林剛プロのnoteを書いたんですけど、もう少しデータ分析っぽく書きたいなと思ったので、少しだけ加筆します。
昨シーズンの成績を色分けしてみました。
これをもとに、あーだこーだ言っていきます。
和了率・平均打点
和了率は全体のトップ5に入る一方、平均打点はワースト5になっています。
このことから、従来からのイメージ通り、打点の低い和了を数多く重ねることでポイントを積み上げていくスタイルであることがわかります。
これは昨シーズンも例年通りの結果を残せていると言えますね。
立直率・立直成功率
立直率は平均よりもやや低めではありますが、立直成功率はなんとトップ5入り。
つまり、「より和了りやすい場面で立直の選択をしている」ことになり、守備目線で考えると「より放銃リスクの低い状況で立直の選択になることが多い」ということになります。
放銃率
で、今回の注目ポイントである放銃率。
例年の小林剛プロの放銃率は9%台前半で、昨シーズンはそれよりも2%以上高い数字でした。
じゃあ、この2%でどれくらいのポイントが変わるのって話ですよね。
昨シーズンの小林剛プロは23戦で292局打ちました。
放銃回数はざっくり35回ほどなので、1試合あたり1.5回程度放銃していることになります。
なので、だいたい毎試合8,500点程度の放銃をしているって感じです。
では、放銃率が2%減った場合どうなるかっていうと...
放銃回数は約27回、1試合あたり1.2回程度の放銃となるので、毎試合6,700点程度の放銃をしている計算になりました。
つまり、だいたい例年よりも2,000点弱のポイントを放銃で失っているという結果になりました。
これが実際にどこまで致命傷になったのかはわかりませんが、接戦の場面においては着順に影響が出た可能性も否めないかなぁといった印象です。
まぁ、圧倒的に2着の回数が少なったんですから、シンプルにツモられまくったって部分ももちろんあるんでしょうけどね。
まとめ
小林剛プロって、小さな和了を数多く積み上げ、失点を最小限に抑えることで1つでも良い順位を獲りに行こうとするスタイルの方だということが、このデータから見えてくるかと思います。
なので、コツコツ稼ぐ小林剛プロにとっては、放銃率の低さってかなり重要なウェイトを占めるものだと思っています。
稼ぐ額が小さいんだから、支出も減らさないと浮いてこないですから。
昨シーズンはそこのバランスがご本人の中でもしっくり来てなかったのかなぁと思います。
ラス回避率の悪さも過去ワーストでしたしね。
でもまぁ、当然新シーズンに向けてメンテナンスは完璧に行っているだろうと思います。
ちゃんと順位点をたらふく持って帰ってきてくれますよ。
そして僕はまた来年の今頃、放銃率やラス回避率なんかが元に戻ったデータを眺めたいなって思います。