新シーズンに向けて、素人のオジサンがパイレーツさんについてあーだこーだ言ってみた(小林剛プロ編)
新シーズンに向け、昨シーズンの成績をもとに、ただの素人のオジサンがあーだこーだいうだけのnoteです。
選手ごとに、4回シリーズの予定です。
色々と思うところはあるでしょうが、垂れ流したいだけなのでご容赦ください。
データは、いつもお世話になっております「Mリーグ成績速報(非公式)」様およびWikipediaからの引用です。
小林剛プロのイメージ
小林剛プロと言えば...と問われたら、仕掛けが多いとか、打点が低いとか、そんな回答が多いかなって思います。
実際、Mリーグの直近3シーズンを見ても副露率ずっとトップだし、平均打点も下から数えた方が早いので、だいたい世間の印象通りかなって思います。
ただ、そんなイメージに1つ付け加えてもらいたいのが、「放銃しない」ってこと。
素人考えだと、副露率が高い⇒手牌が短くなる⇒放銃のリスクが高まる って感じで。
副露率と放銃率って比例していきそうなんだけど、小林剛プロは全然関係なくて。
以前「7枚あればかわせる」って感じのお話をされていたのが印象に残っています。
つまり、「早い仕掛けで先手を取って、他家の手を潰す」+「放銃しないようにして失点を減らす」を両立しているプロが、小林剛プロだということです。
昨シーズンの成績からの考察
さて、過去5シーズンのレギュラーシーズンでの成績がこちら。
実に開幕シーズン以来のマイナスとなりました。
まず気になるのは、着順の内訳。
3着のほうが2着より多いシーズンは何度もありますけど、ここまで圧倒的に差が開いたシーズンは初めてで。
4着も出場試合数が少ないわりに過去最多。
トップ回数は率で見るとだいたい例年通りの成績かなって感じです。
開幕シーズンと昨シーズンを除いた3シーズンに共通していることとしては、「順位点でめちゃくちゃ稼いでいる」ってこと。
20-21シーズン以外はずっと素点はマイナスなのに、2~4年目は順位点を荒稼ぎして成績を大きく押し上げています。
要するに、「小林剛プロは着順取りが抜群に上手い」ということなんです。
ところが、昨シーズンは初めて順位点がマイナスで終わりました。
連対率約30%、ラス率約25%という過去ワーストの成績が順位点の低さに直結しているかたちです。
つまり、昨シーズンの成績は「1着順上を取りきれなかったことの積み重ね」による結果ということになります。
もう少しだけ深堀りしてみる
とりあえず過去3シーズンを並べてみました。
正直、「3年間似たような数字並んでるなぁ」って印象ですがw
その中で、強いて言えば。
本当に強いて言えば、少しだけ目につくのが、昨シーズンの放銃率。
このわずか2%ちょっとの差が、明暗を分けることになったのかもしれない。
この2%ちょっとが、2着と3着の壁だったのかもしれない。
「そういや小林剛プロが放銃してちょっと驚いた表情してたシーン見た記憶あるなぁ」なんて、重箱の隅をつついてたらそう思えてきたりして。
全体的な数字に大きな差が無いから、おそらくはツモられまくって削られまくった結果なんだろうけど。
そう言っちゃうと考察もへったくれもなくなっちゃうから。
だから、今回の考察の結果はこんな感じにまとめたいと思います。
「昨シーズンは放銃率が例年よりわずかに高かったことが着順取りに影響し、その結果として順位点を十分に獲得することができず、芳しくない成績に終わってしまったのではないか」
新シーズンに向けて
何故か毎年ずっと大きくマイナスだった聴牌料収支も昨シーズンは改善されてきたし、相変わらず立直の精度は相当高いし、実際はマイナス要素ばかりではないんですよね。
ほとんどの数値が「誤差」と言える程度なんで、結局のところ毎年安定したパフォーマンスを見せてくれているのは間違いないんです。
だからこそ、新シーズンはきっとまた良い結果を持って帰ってきてくれると強く期待しています。
またいっぱい「ズルゴー」を見せてくださいね!!
あと、イレギュラーな放銃には気を付けてくださいね!!