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【卒業〜3年間を通じて〜⑤】3年女子:Jキャリアコース

頑張るということ


私が空手部に入って学んだことは、空手の技術だけでなく、精神力、周りの人と協力することの大切さ、自分の気持ちです。

私は高校入学までは道場で基本、形をすることが多く、組手は高校からはじめました。
形と組手の両立は難しく、新しい形、組手の挑戦、環境、人との関わりに耐えられなくなり、組手一本に絞る事にしました。
練習試合や部内戦で勝つ回数は少しずつ増えていきましたが、大会ではどうしても勝つことができず、初戦敗退という結果で毎回終わりました。
組手一本にしてからもしんどい事はもちろんあって、私の行動でチームに迷惑をかけた2年の夏、やめるという発言をしてしまいました。
勝てないし、みんなでお手本を見せようと始めた30分前行動で遅刻するなど、迷惑ばかりかけていました。
新人戦前ということもあり、本気で自分の行動が最善だと思ってました。
でも大事な大会前にそんな発言をした後でも、慧士・響が自分に頑張ろうよって声をかけてくれました。
ここで戻ったら迷惑をかけてしまうかもしれないけど、諦める必要はないのかなと思い戻ることができました。
怒られた真輝人に朝会ってしまった時、「おはよう、来てくれてありがとう」と声をかけられて私は恵まれていると気づくことができました。

心を切り替えて最後の大会、個人戦ではいい結果を残す事はできませんでしたが、団体戦で使ってもらってなんとか結果を残さないとと思い、勝つことができた時は嬉しかったです。

ここまで長々と話しましたが私が伝えたい事は諦めない精神、チームの協力、勝ちたいという自分自身の気持ちです。
私は選抜で試合に出る事はできませんでしたが、選抜まで過ごしたしんどい時間は決して無駄では無かったし、チームでの勝ち方を覚え、周りの声掛けであったり気遣いがあったからこそあそこまで進めたと思っています。

私は弱かったけど最後の春の大会で個人戦で一勝できたのは周りの人のおかげです。

今できないことがどれだけ多くても、自分にできることからはじめて、良い技を盗み、自分のものにする。
チームでの自分の役割をしっかりもち、諦めず努力をすれば必ず結果は回ってきます。
どんな時も見放さずここまで育ててくれた先生、チームメイトには感謝しかないです。
OB、OGの方も差し入れや道着を持って練習に来てくださり、真摯にアドバイスをして頂けて本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
毎回負けて家に帰っても美味しいご飯を用意して、頑張ったねって言ってくれた家族の存在のおかげで最後まで頑張れました。

私が思っているより私は周りの友達、家族、先輩や先生方に助けられています。
毎日休みなく練習ができる環境や練習試合ができる事もそうです。
嫌になる事はいっぱいあったけれど、いい事もたくさんありました。
周りに感謝して、試合までの日々を過ごしていってほしいです。

絶対に勝てます。
がんばれ両洋空手道部。🔥🔥

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