【DTU DAY5】デザイン思考と体験価値⑤
テーマとケース
セッションA
【テーマ】ストーリーテリング
【ケース】自グループの課題
セッションB
【テーマ】デザイン思考とコミュニケーション
【ケース】自グループの課題
クラスの学び
今回のクラスでは、プロトタイピングとストーリーテリングが主な内容。
プロトタイプ(試作品)を作ることがなぜ必要なのか学びながら、自社の事例を色々思い出していた。
例えば介護保険サービス事業所が行う自費事業。デイサービスでの宅食サービス、訪問看護で付加価値をプラスした自費サービスなどを検討したことがあるが、その時はプロトタイプを作って試しに小さく提供してみるという発想はなかった。収益、コスト、利益、必要な顧客数などを計算して、試しに小さくやってみることもなく、できる/できないを判断していた…。
そんなことを思い出しながら、当時の我々にどんな意識があったかも考えてみた。そこで思いついたのは2つ
・永続的に提供できる体制を整えてからリリースすべき
・全ての顧客に公平に提供できる体制を整えてからリリースすべき
こういう前提を持っていたと思う。それが足かせになって“小さく試す”という発想がなかったような気がする。
しかしこういう考えは、かなり危険な賭けでありギャンブルに近いんだなと気づけて良かった。
クラス後半はストーリーテリング。自グループで発見した課題、ソリューション、課題が解決された姿をストーリーにする。初めてストーリーボードというものを作ってみたが、これは自社で取り組んでいるビジョンの漫画化、行動規範の漫画化でもやったほうがよさそう。
共感を生むストーリーの例として、男はつらいよのワンシーンをクラスで観賞。この動画は50万回以上再生されていて、僕も観たことがあった。
人は感情で行動するってことがよく分かる名場面だな。
次はいよいよ最終回のDay6。そしてグロービスで受ける最後のクラスでもある。大学院生活で最後の提出物が、動画作品。ビジネススクールっぽくないけど、最後までやりきろう。
自分(自社)への落とし込み
ストーリーテリングは、理念やビジョンの浸透にも役立ちそう。ビジョンを漫画にすることは決まっているので、今日の学びを活かしながら共感を呼びぶストーリーを作ろう。