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家事は「やってみる」で良い

「STAR WARS Ⅴ 帝国の逆襲」で主人公のルークがジェダイマスターのヨーダからフォースの使い方を指導されるシーンでのヨーダ師匠の名言
“Try not.
 Do. Or do not.
  There Is no try.”

日本語だと
「やってみるではない。
  やるか?やらないか?だ。
   試してみる(という行動選択)はない」
という意味でしょうか。

家事というのは保守的。料理、洗濯、掃除など、これだけ新しい機器や新しい情報があふれながら、実際に行動に移す場面になると、思った以上に「やらない= do not」が選択されがち。

気持ちはよくわかる。ヘタに道具や方法を変えて失敗したり、変えることで伴う試行錯誤をするよりも、やり方は古いとわかっていたり、効率的じゃないとわかっていても、確実な結果が保証されている方が、当面は楽だ。

そもそも、家事は変える必要に迫られることが少ない。非効率でも、ものすごく損をすることが少ない。そもそも損だと気づかないことの方が多い。なんやかんやと、新しいことに躊躇する理由はいくらでも湧いて出る。それが家事ってもんだ。

でも、最初は「やってみる」でもイイのです。家事はジェダイの修行ではないのです。最初は上手くいかないかもしれません。試行錯誤も必要でしょう。かえって手間や時間がかかることもあります。でも、そうしているうち、自然に「やってみる」は「やる」に変わっていきます。

家事の失敗の多くは、「それほど美味しくなかった」「かえって散らかった」「テレビでやってるほどキレイにならなかった」など、仕事上の失敗に比べると、それほど深刻ではありません(全部がそうとは言えませんが)。気楽に「やってみる」でもいいから「やる」のが大事。それに、あなたが「やってみよう」と思ったのは、きっと「やれる」気がしたからでしょう。そして、その予感はたいてい当たっています。

家事のいいところは、結果がわかりやすいこと。ちょっとの試みでも、「ずいぶん簡単なった」「美味しくなった」「片付いた」という具合に、わりと結果を実感できます。それは仕事や勉強での「やってみる」と結果の間隔よりもずっと短いのではないでしょうか?

気軽にやってみたら、やった!が手に入るのが家事。恐れることはありません。
最後は、再びヨーダ師匠の名言を。

“Fear is the path to the dark side”
「恐れが暗黒面を導くのだ」

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