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トランプトレード拡大、日米株価変動(7/17)

(要約)
トランプ大統領の再選見込みによる株価変動が起きている。16日の日経平均株価は前週比+82円増でトランプ大統領の政策に沿う形で川重+6%や三菱重工+5%と、株価が高騰。前トランプ大統領時、米中対立が活発となり各国防衛意識が高まった。また大型減税や追加関税を巡るリスクオンの見切り発車の市場変動が起きている。インフレも見込まれる。15日のダウ工業株平均は2ヶ月ぶりに史上最高値を更新した。米株式市場では金融やエネルギー関係企業の株価が高騰。バイデン大統領によるLNG輸出規制が政権交代により変革される可能性がある。

(考察)
政治、経済の結び付き。トランプ氏はアメリカファーストの考え方が一層強いように思う。追加関税は強みを持つ日本の製造業界にも影響を与える。FRBによる利下げも実施されればドル円相場も一時変わってくる。トランプ政権に加えドル安円高は日本製造業にとって海外輸出で稼いできたスキームが崩れる可能性が高い。特に自動車産業は半数近いウェイトを欧米に置いている為、今後厳しくなるだろう。

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