写真における答えの見つけ方
前回の記事が少し好評だったようなので具体的な話を交えて続編です。
わたしはそういう感じで、「どう撮りたいかは自分で決めなきゃいかんですよ」というスタイルですが、
それでも生徒さんは、「どう撮ったらいいですか?」と聞いています。
先日は、撮影実習でなかなか素敵に池に反射した模様、そして池の上には反射している木の幹やら葉本体
という風景に出くわしました。
両方を前に「どっちにピント合わせたらいいですか?」と聞かれました。
答えはもちろん「どっちでもいいです!」笑
自分がその時心動かされたのは反射した模様?
木の本体?葉っぱの色?
その答えはあなたの中にしかありません。
よく分からないならまぁ何も考えずにPモードでも何でもいいからシャッターを切ってみよう。
それで、見て、どう自分が感じる?
バッチリ表現出来たならそれでよし。
なんか違うと感じるなら、何が違うか考えて。
色味なのか、構図なのか、被写界深度なのか、ピント位置なのか。
それもあなたにしか分かりません。残念ながら。
この景色をどんな写真にしたかったの?
先生はどうするか聞いて、それを真似してもいいけど、それは答えではなく単なるアイディアというか参考例。
それを答えだと思わないで。
答えは自分で導き出して初めて自分の答えになるはず。
自分なりの答えが見つからないなら、やっぱ自分の好きな写真はどんなか、徹底的にインプットしたほうがいい。
ようはたくさん見ろってことです。
さぁさぁ。
そこら辺からが写真の楽しい世界の入り口です。
スマホで誰でも写真が撮れる世の中、カメラでもっとたくさんの人が楽しんでくれるといいなぁ。
と願いをこめて。
読んでくれてありがとう。
もしサポートいただいたらいつも他人に譲ってしまう傾向のある心やさしい旦那さまと、彼の大好きなカニを食べに行きたいです。応援よろしくお願いします。