私が3つの名前を持つ理由
名前には、その人の個性や背景が表れると言います。私の場合、呼ばれる名前が3つあります。それぞれの名前がどのように生まれ、どう使い分けられているのかをお話しします。
Ryow:本名から生まれたシンプルな呼び名
まず最初の「Ryow(リョウ)」。
これは本名そのものです。最も公式な場面や初対面の方に使うことが多いですね。名前を伝えるとき、シンプルに「リョウです」と自己紹介します。
「りょーちゃん」や「りょーちん」と呼ばれることもあります。
ただ、海外でこの名前を使おうとすると、どうしても発音が難しいようで、ここから別の呼び名が生まれるきっかけになりました。
Rock:空で生まれたニックネーム
次は「Rock(ロック)」。
これは私のキャリアの中でも特別な意味を持つ名前です。パイロット訓練時代、私はアクロバットフライトが得意でした。ある日、そのフライトを見ていた先輩が、「ロック岩崎みたいだね」と言ってくれたのがきっかけで、「Rock」というあだ名が定着しました。
ロック岩崎さんは、日本の航空界のレジェンド。その名前にちなんで呼ばれることは光栄であり、同時に自分が持つ責任や期待を感じさせられました。
仲の良い友人たちには今でも「Rock」と呼ばれることが多く、私の中では特別な響きを持っています。
Leon:国際的な顔を持つ名前
最後に「Leon(レオン)」。
外国人の方と接する際に使う名前です。これは、私の本名「Ryow」を海外の方が発音しづらいことが由来しています。「リオ」や「レオ」と聞き間違われることが多かったため、いっそのこと発音しやすい「Leon」に統一してしまおうと決めました。
Leonは、外国人とのコミュニケーションをスムーズにするための名前ですが、同時に私がグローバルな場で活動する際のアイデンティティでもあります。この名前を使うことで、異文化の方々とより親密な関係を築くきっかけになっています。
名前が表すもの
それぞれの名前には、それを呼ぶ人たちとの関係性やその瞬間の自分が反映されています。Ryowは自分の本質、Rockは挑戦や誇り、Leonはグローバルなつながり。たった一人の自分が、呼び名によってさまざまな顔を持つのです。
名前はただの記号ではなく、自分のストーリーの一部。その名前を通じて、多くの人と出会い、ご縁を紡いできたことに感謝しています。
いろいろな呼び方をされる中で、どの名前にも自分らしさが宿っていると感じています。みなさんは、周りからどんなふうに呼ばれていますか?その名前にはどんなストーリーが込められていますか?エピソードや由来をぜひ教えてください。