2年ぶりに写真展をして感じたこと
こんにちは。たわりょうたです。
8/30-9/1で『かわいい女の子展』という合同写真展を
昨日、無事に終えて感じたことを書きたいと思います。
そもそも写真展自体、2年ぶりの展示。
前回の展示で課題だった、
「写真としては綺麗だが何を伝えたいのか分からない。ただの綺麗な写真という印象しかなかった。」
この感想を真摯に受け止め、今回の展示のテーマである『かわいい女の子』の
“かわいい”を自分なりに考えて、何を伝えようかと模索しました。
今回の僕のテーマは『女の子のかわいい瞬間』にフォーカスをして
身の回りの男女から女の子のかわいいと感じたエピーソードを募集しました。
そこでおもしろかったのが、男性と女性での“かわいい”という視点が違ったこと。
その中から選んだエピーソードを写真で再現して僕なりに男女がそれぞれ思う“かわいい”を伝えようと決めました。
〜男性が思うかわいいエピソード〜
同棲している彼女とコンビニへ。
いつまでたってもかわいいなと
心の中で呟く帰り道。
model:るか(@rkphoto19)
使用機材:リコーGRカメラ
はじめて付き合った年上の彼女に
手料理を振舞ってもらった。
少し照れて笑う彼女がかわいい。
model:楓(@cakaede)
使用機材:Nikon D850+ブラックミストフィルター
〜女性が思うかわいいエピソード〜
朝食を食べたり
身支度をしたり
無防備な女の子はかわいい。
model:吉次レナ(@rena_yoshitsugu)
使用機材:Nikon D850+sigma art
夢に向かって頑張っている君は
どんなときよりも、かわいい。
ひたむきに努力している姿は輝いている。
model:なたーしゃ(@nattanntan)
使用機材:Nikonフィルムカメラ
男性が思うかわいいは、彼女に対しての感情だったり
自分に向けられている(カメラ目線だったり)表情や状況が多く
女性が思うかわいいは、ありのままの姿や
時間の流れ、ふとした表情、内面的な部分が多かった印象でした。
実際に、写真展で足を止めてくれた男女に聞いてみると
ほとんどの方が二分化された各々のエピソードに共感してくれました。
まとめ
前回、課題だったことを反省してただの綺麗な写真ではなく
メッセージ性があるテーマの写真が撮れたことは良い結果になり
僕の写真の前で立ち止まってくれるように
写真をL版にして多くの写真を展示することによって
立ち止まって見てくれる人が多かったことも良かったです。
協力してもらったモデル達には絶大な感謝の気持ちでいっぱいです。
楽しい撮影時間をありがとう。
また、今回の展示では普段関わりのない界隈の方々との合同展示だったので
全員初めましてでしたが、作風も撮り方も違ったので、とてもおもしろかったです。
今、僕が目指している写真とは
“女性が見てかわいいや綺麗だと思ってもらえる写真”が撮れるようになること。
男性が撮る女性のポートレートなどは女性からみると
「何かいやらしい、あざとい、やらせ感がある」という印象が多く
例えば、部屋で少し露出がある女性のポートレート写真を
SNSでよく見かけますが、切り取り方やアングルなどで
いやらしい感情(極端に言うと、撮影の前後で体の関係があったのでは)
という負の印象をもったと、ほとんどの女性がそう感じていました。
同じようなシチュエーションで女性カメラマンが撮った写真は
さらに露出が多めでも、いやらしい感情は一切感じないのです。
男性でも女性の写真のような印象をもたせる上手いカメラマンもいるので
一概には言えませんが男性が撮る女性のポートレートはそう思われがちなのです。
なので僕も女性の視点や感性を意識して今後、撮影していきたいです。
とはいえ、久しぶりの写真展はとても楽しかったので
また展示の機会があれば積極的にやっていこうと思います!
誰か誘ってください!(笑)
それでは、また。たわりょうたでした!