何故か、人生終わったと勘違いしていた あの時の私
※タイトル、少しだけ変更しました。
手術翌日。
初回のリハビリを終えて車椅子で元の病室へ…
あれ?元の部屋の前を通り過ぎて、廊下の一番奥の部屋へと到着したよ?
私が手術やら高機能なんちゃらに行っている間に新たな入院患者さんが続々とやって来て、私はトコロテン方式で移動になったそうで。
「ここね、別名VIPルーム。ナースステーションから離れてるでしょ?部屋の前を行ったり来たりする人も滅多に居ないからねー。落ち着いて過ごせる部屋(笑)」
やった♪ また窓際!
あれ?私一人?貸し切り?いぇーい♪
(上の富士山画像は入院中に病室から撮影していたものです)
貸し切りは一日だけでしたが、静かに過ごせたのは助かりました。
静か、とはいえ、当然ながら ひっきりなしに検温やら血圧やら痛みの強さチェックやらドレーンの中身チェックやら、看護師さんや担当の先生がやってきました。数時間おき(笑)
「痛みは10段階中で 今どれくらい?」
入院中、この質問に毎回悩みました。手術直後の凄い痛みを10としたら…分からん!めっちゃ痛い!今9かも!とか素直に言っていいの?叱られない?なんて考えてました。
なんせ、入院するのは出産時以来。あの時は「痛い」と伝えると「甘えない!我慢しなさい!出産後は皆んな痛いんです!鎮痛剤?出しませんよ!あなた、お母さんになったんですよ!」と看護師さんに何故か叱られましたから、軽くトラウマです。あの人、なんなんだ(怨)
さて、結果、素直に9と伝えてみたら、
「リハビリもあって 今は結構痛いでしょうから、痛み止め飲んで乗り切りましょうね。徐々に楽になりますから。」
と優しくお薬手渡されました。
この流れ、至極当然なんですが、なんか歪んでましたね…私の発想(笑)
そして、晩ごはんの時間になりました。
どーん!と普通食。内蔵疾患じゃないから食事制限なし。添付されてる本日の献立表に私の名前と『 少 』の記載。え、これで少ないの?ウソん…
残すと報告が行くと(どこに?)聞いていたので、根性で食べました。プルプルしながら。
左腕がストライキ起こしてまして、お茶碗を持ち上げられなかったんです。すっごく手をプルプルさせながら頑張ってみましたが、落としたら元も子もないので、すぐに諦めました。
もうダメだ、もう終わった。お茶碗持てないなんて、編み物も出来なくなるかもしれない。人生終わった。
今考えると何言ってんだ?! なんですが、かなりドンヨリしてました。当時の私は痛いのと腕が上がらないのは覚悟していましたが、こんなに力が入らないなんて事までは考えてませんでした。
まぁ、そんな事考えながらも、しっかり完食しましたけど。なんなら、2日くらいでネガティブからも復活しましたけど(笑)
痛みは人をネガティブにさせようとしてきますね。痛み止め、大事。
この日から、ドレーンに繋がった『オトモ』との付き合い方を試行錯誤する日々も始まりましたが、それはまた次回に
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