コーチとは?
どんな指導者が良いのだろうか?
そんなことを考えます。
結論、私が導いた答えは、
「才能を開花させる環境を与え続けること」
「期待し続けること」
だと思っています。
ではなぜそう考えたのか?
これまでの経験上、「こうしろ、あーしろ」というコーチングに違和感を感じていたからです。
「なんで言われたことに忠実な奴が評価されるのか?」
「そんなの誰だってできるじゃないか?」
って思うことが多々ありました。(監督以上の選手を再現性高く育てることが出来ない)
その言葉で、才能を開花させず、終わっていくひとを何人も見てきました。
これは「強制」「コーチのエゴ」なんです。
コーチにも、監督にも責任があります。勝たなければならない。という。
それを、押し付けてしまっている、といった状況です。
正直、その時点で思考はおかしいと思いますけど、、
(選手に責任を押し付けている。自分が教えてる過程に目を向けれていない)
なので私が思うのは「自分で答えを出して、行動に移せる環境」を与えること。
そして、どの思考や行動にも期待し続けることだと思っております。
自分で考えて行動する。
それができないと、環境に適応できずに終わってしまいます。
「こうしろ、あーしろ」ではなく、
「なにが原因でこうなったのか?じゃあ次は何をすればいよいのか?」
を選手自身が考える習慣を作れる環境をあたえなければなりません。
では、具体的にどうするか?です。
あえて、できない練習をするのです。
人はバカじゃありません。うまくいかないときに、どうやったらうまくいくのか、考えます。
それを練習メニューのせいにする選手は話になりません。
ひたすら考える。できなくても考える。これが重要です。
で、できた時に、初めて自分の自信につながるんです。
もちろん、投げ出したくなるときもあります。きっと不貞腐れる選手もでてくるでしょう。
そこで、監督の出番です。
「常に期待し続ける」
これがそこにつながります。
どうやったら良くなるのか?一緒に考えるんです。
突き放してはいけません。それが育成です。
と僕は考えています。
期待し続けること、で、きっとすごい選手が出てくるのだろうと、
ぼくはそう思っています。