今年の初夢
私、高校生。
美術の作品の展示を終え、他の人たちのを見て回る。
友人が「まっすーの作品すごいね!」と言うので
「どれどれ?」
と聞くと、指差して教えてくれた。
それは見る角度によって内容の変わる、超大作だった。
展示してあった他の誰よりも大きな作品だった。
友人と二人で「わ~すごい!」と褒め称える。
教室に戻る途中にも、「まっすーの作品すごかったね~」と腕を組んで話ながら歩いた。
すると向こうから当のまっすーが、友達二人と並んで歩いてくる。
ふと目が合ったら、ニコッと微笑んでくれた。
私はうれしくて、うれしすぎて、うつむいてニヤニヤしていた。
制服姿のまっすー、めっちゃかわいかった。
うれしい初夢だった。