家庭で肉汁溢れる美味しいハンバーグの作り方
家庭で普通の肉を使って美味しく、さらに肉汁溢れるハンバーグの作り方についてです。
作り方といっても色々な方法があるのですが「家庭で美味しくできる!」というハンバーグになります。
というのも
本当に美味しいハンバーグというと、これは私が感じている事ですが・・
①肉が美味しい
②美味しい調理(ジューシー・柔らかい・味が美味しい)
この2つが究極だと思っていますけど、これを家庭で再現するとなると作ることが少し大変になってくると思います。
例えば①の「肉が美味しい」についても、精肉店で「〇〇産の新鮮なお肉を仕入れる」、そしてミンチ機を使う・・みたいなこだわりが必要になってきます。
②についても調味料から現場で使っているようなものにすべて変え、そこからスタートのような感じになってくると思います。
そうなると「家庭で気軽に美味しく」という事から遠ざかっていきますので、今回はそのような事をしなくても普通のスーパーで手に入る合い挽き肉で美味しくなるハンバーグの作り方を紹介したいと思います!
結論をいうと・・
①手を使わない
②余熱を使う
この2点だけだけで美味しくジューシーに作ることができます。
①の「手を使わない」とうのは、肉汁を外に出さないための調理という事で・・・
肉には脂がついていますが肉を練るときに手を使うと、その温度で溶け出してくる事になります。
牛は少し高いですが、その他の肉については30℃ぐらいから溶け出してきますので
溶けるという事は肉汁が外に出やすくなり、せっかくの旨味が抜けてしまう事になります。
旨味(脂)が抜けるという事はジューシーさ、そして味も落ちてしまう事になります。
これは焼いたときに分かるのですが、焼くと多くの脂が外に出てくるようなハンバーグになってきます。
そうしないために肉を練るときに塩を使い脂を乳化させ固めるような事をするのですが、溶けた状態と溶けていない状態では乳化の意味が変わってくることになります。
そうしないために「手を使わないで練る」という事が大きなポイントになってきます。
どうすればいいのか?という事ですがとても簡単です。
・ゴムベラで肉を練る!これだけです。
手で練るより少し大変ですが、肉と塩をボールに入れ、ゴムベラやスプーンなどで粘りがでるまで混ぜる事で肉の旨味をより閉じ込めることができます。
具体的な作り方やレシピについては下記の動画を参考にしてほしいのですが、私の場合はすり鉢を使用して練っています。
この方法だと肉も良く練ることができ、熱伝導も関係ないのでこれが一番ベストだと思っています。
手で練る場合は、大きめのボールに氷を入れてさらに小さいボールを重ね、そこに肉と塩を入れて素早く混ぜるといいですが、手の筋肉を使うので女性の方はちょっと大変だと思います(><)
最後の②の「余熱を使う」というのは肉を柔らかくジューシーにするための調理になります。
知っている人も多いかも知れませんが、肉は高温で熱を加えると固くなってしまう性質を持っています。
どのお肉料理にも共通することで、柔らかくジューシーにさせるためには、極力低い温度で肉に熱を加えることがベストになってきます。
弱火で焼いても肉に含まれる脂の温度が上昇して高い温度になりやすく、多くの脂が外にあふれてきやすくなります。
そのため余熱を使うことがベストで、その方法で焼くと柔らかくさらに肉汁を肉に詰めたハンバーグを作ることができます。
上記のように肉汁を多く含みパンパンに膨れたハンバーグになります。
ちょっとした事ですが、この2点に注意することで普通のスーパーで手に入るお肉がより美味しくなります。
ハンバーグが好きな方はぜひ参考にして作ってみて下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?