大学生活FW week8
紅葉の季節も過ぎ日に日に吐息が白くなりつつある季節になってきた。『人肌が恋しくなる』なんて思ったり思わなかったり。最近は周りを見ずに生活をしていたのだが、このしょうもない日記を書き記すためにネタを集めるため、プロサッカー選手の如く頭を振り周りを見始めた。すると面白いほど情報が入ってくる。まるで新しいノートにつまらないネタを思いつく限り書く、駆け出しの漫才師のような感覚だ。
ここ最近で面白い(おかしい)と思ったことは、2つある。
1つ目はスズメ使いのおばちゃんだ。ある日、タイムズで車を借りようとした時、70代半ばのおばちゃんが「スズメが私に着いてくるのよ。見てて」と言い放った。俺はまた頭がおかしい人に出会ってしまったと思いつつ、心の片隅ではおもしれぇ奴キターとどこか心が踊る。そんな気持ちを抑え「そうなんですか?」と冷静に返す。仕方なく少し見ていることにした。するとおばちゃんが「おいで」と虚無に向かって手を招く。するとスズメが1羽、2羽、3羽、次々とスズメがそのおばちゃんに続いて飛んでいく。気づけば20羽ちかくの雀がそのおばちゃんの方へ飛んでいく。俺は『やべぇ奴だ』と思った。シンプルにね。だがその時はすごすぎて疑問に思わなかったが、今考えれば着いてくると言っていたが、はっきりと「おいで」と呼んでいたな。着いてくるって聞くと何故か勝手に着いてくると勝手に思ってしまうのだが、おばちゃんが呼んで、スズメが来るのは、着いてくるなのか。いや着いてくるだな。申し訳ない。
そして日がたち、大学に行く途中俺がふと頭をあげると、一生懸命後ろ歩きをするおじちゃんがいた。何故だろう面白い。ただ後ろ歩きをしているおじちゃんが面白い。仮にこれを俺らの代の誰かがやってもさほど面白いとは思わないのだが、俺が見たおじちゃんがやっていたらすごく面白い。やる人によっては後ろ歩きをするだけでお茶の間に笑顔が訪れるというのか。いい事を知れた気がする。
みんなは恋をしているだろうか、恋愛はしておいた方がいい。後悔しないように選択をしていった方がいい。馬鹿なガキは「こいつ〇〇ちゃんのこと好きなんだって」とか茶化してくるが好きになることは何も恥ずかしいことでは無い、なので私はこれから小学校に行き、人の恋愛を茶化すやつ、邪魔をするやつを学年、クラス、出席番号が早い順から平手打ちをしに行きます。
と冗談はさておき、大学に入りはや8ヶ月という月日が経つが、俺は入学式から2週間の間、一目惚れをした子に声をかけ、4月から今までずっと片思いだ。ある時は一緒にサッカー観戦に行ったり、ある時は一緒にご飯を食べたり、学食を一緒に食べたり、ある時は一緒にドライブに行ったり、ある時は俺の家に泊まりに来たりと、することはしてしまったのだが、未だに付き合えていない。1度告白をしたのだが、断られている。でもこれを書いている日の前日体調が悪かった私を看病しに来てくれた。何故だろう。気があるのか、ないのか分からなくなってきた。ひとつ言うと、俺はクズだ。新潟に彼女がいて、こっちでは好きな人がいる。最近は22歳の大学3年生と関係を持ち、ひと月前には僕の家の近くの焼肉屋で声をかけた同い年の専門生、女子二人とお酒を飲み、朝起きると片割れが横に居るしまつ。本当にひどい。まあそれもまた自分で選んだ道だ。責任を持って生きていこう。やりたいことをやってもいいが責任が伴うことを忘れずにこれからも楽しく生きていきたい。高校生まではいつになってもすることは無いと思った事を最近ではしている。人生は何があるか分からないもんだね。
また次の大学生活日記で会いましょう。ここまではバックヤードkouこと、こうたによるお届けでした。バァイ
マメジ 拝
掲載:リョウマ