断念した成田~横浜チャリ旅

 前回、成田から東京までママチャリで行けたと調子にのり、半年後の夏休みにチャリ旅計画を立てました。前回の相方が忙しい時期だったので、別の相方と漕ぐことになりました。そう、今回も日帰りでどこまでいけるかの旅です。無茶しています。そして目標は横浜でした。もう一つ都道府県をまたごうというのです。

 太陽がギラつく中、自転車を長時間漕ぐのは心配でしたので、水分補給をしっかりとるなどの熱中症対策を万全にしていきました。

自転車で行くと新鮮な感じがするレインボーブリッジ

 「レインボーブリッジが見たい」どちらが言ったのか記憶にありませんが、またお台場まで自転車で行くことになりました。橋の近くに「自転車はこちら」と書いた看板があり、自転車も渡ることにしました。タイヤの後輪に台車をはめ、固定したまま引いて進みました。私、レインボーブリッジを電車か車でしか渡ったことないんです。それはそれは楽しみで仕方なかったです。

レインボーブリッジにて

 すごい綺麗に友人が写真を撮ってくれました。この風景は今でも印象に残っています。ちょうど晴れていて景色も良く、来てよかったなと感じられる瞬間でした。ただ橋が長い。渡りきるのに1時間くらいかかったような気がします。

やはり遠いよ神奈川は

 この旅の特徴は何といっても「一日で帰ってくること」です。よって時間との戦いでもありました。ようやく神奈川の標識が見えたころ、時計を見ると13時を過ぎていました。「横浜までいったら帰ってこれない」と感じ、東京と神奈川の県境を折り返し地点に変更しました。

 神奈川の川崎駅周辺をうろうろして、遅めの昼食をとり、すぐに成田へ向かいました。ここで思ったのはゆっくり楽しむ時間を作ればよかった、泊まる費用を出しても良かったのではないかということ。時間ばかり気にしていたので、その泊まる費用を出していればもっと楽しめた気がします。

疲れが癒される銭湯

 前回でも書きましたが、帰りは地獄です。ギアのないママチャリですので、坂道はとにかく辛い。会話がない状態で1.2時間漕ぎ続けるのですから、面白くないです。そんなときに、銭湯が見えたので寄ることにしました。

 やはり入ると癒されます。どこにでもある銭湯ですが、その時ほど最高だと思ったことはありません。チャリ旅の途中に温泉や銭湯行くのは本当におススメです。なんだか少しずつ体が軽くなってく感じが気持ちよかったです。銭湯を出て軽快にペダルを漕げるので残りの20~30kmはしんどかった記憶はありません。

あると助かったグッズ

 今回の旅ですごく便利だと思ったのは自転車用のスマホスタンドです。前回の旅では、ルートを確認する度に自転車を止めてスマホを出しましたが、これがあるとナビをつけながら運転することができます。友人が用意してくれたスタンドのおかげでスムーズに運転ができました。


 知らない土地に自転車で訪れるのは新鮮です。車では速すぎて気づけないこともあるし、徒歩では遠くまではまわりきれないこともありますが、自転車はできます。この駄文でチャリ旅の面白さは伝わらないかと思いますが、ぜひ知らない土地に自転車で訪れてみてください。何か新しい発見があるはずです。


もし、「価値がある」と感じたらお願いします!