2023年12月13日にに開催された京都教区の学習会より、質疑応答の一部を要約して記します。質問と回答に絞っているため、さまざまなご意見は割愛していますことをご了承ください。
歴代宗主に限定されているのか
Q 歴代宗主と限定されている。存覚上人や顕智上人や真仏上人はどのようにあつかわれるのか。
Q 「これもひとえに」とはどなたの事を指すのか。
解説を聞かなければ読めない文章
Q 解釈を入れないと読めない文章であれば、いちいち説明しなければいけなくなる。こんなややこしいものは作らないでいい。
Q お念仏をいただくという前提なしに、「私の煩悩と仏のさとりは本来一つゆえ」などとはとても言えない。
Q (関連質問)領解は約生側で申すのが領解。そこに約仏を持ち込むのでわかりにくくなる。「もろもろの雑行雑修自力の心をふりすてて」はどこに当てはまるのか。要の所が見当たりにくい。正しくわかりやすくが本来の狙いだが、そうなっているののか。全国の学習会でも異議の方が目立つ。理解が深まることはあるのでしょうか。手続きに問題はなかったというのではなく、聞く耳を持っていただきたい。執われの心をはなれるというのであれば、総局には執れからはなれていただきたい。
「本来」とある意味を詳しく
Q こちらはご門主のご領解なので、私たちがどうこうは言えない。その上で、先ほど、煩悩を客とし念仏を主とする、という事を仰って下さいました。であるのならば煩悩と仏はイコールにならないと思う。ですが、本来とある。この本来の部分をわかりやすく解説をしていただきたい。
反対が多い現状をどう考えるか
Q 全国では8割9割の方が反対する現状。この問題を総務はどう解決するのか。このような事ではご門徒もお寺に参らなくなる。そこに座っていて何も思いませんか。それでも押し通すというのか。
疑念が多い
Q 手続きの話。勧学寮の全員の承認を得たのか。何人か知っているが「私は承知していません」と話している。議事録があれば公開したら良い。前総長の著書の言葉にも似ている。賛成される方は、「御門主の言葉だから」と仰る。問題が多くあるように思う。一刻も早く解決してほしい。
Q 従来の領解文と新しい領解文は、別のものとして二本立てが可能なのか。
意見
・総務にしても所長にしても、言い訳の為に、全国をまわっているように感じる。
・前勧学寮頭が辞められたことにも疑念を感じる。
・強制ではないと言われても、得度では、覚えないと進めないのではないか。
・蓮如上人の領解文の現代語訳を作れば良かった。