総長交代、新しい領解文を巡り紛糾
5月30日、臨時宗会において石上智康氏の辞職が承認され、続いて、大谷光淳門主より総長候補に、前筆頭総務の池田行信氏、元総合企画室長の保滌祐尚氏の指名がありました。保滌氏は現在81歳で療養生活されているとも言われています。
翌日31日に総長選挙が行われました。
池田行信 47票
保滌祐尚 22票
白票 4票
無効票 1票
結果、池田行信氏が総長に就任しました。前総局の方針を継承し、新しい領解文の唱和推奨を推し進めていく方針を示しました。
新総局
総 長 池田 行信(東京・5期・大心会)
総 務 荻野 昭裕(和歌山・4期・八五倶楽部)
総 務 公文名 眞(高岡・3期・大心会)
総 務 三好 慶祐(福岡・3期・八五倶楽部)
副総務 加藤 尚史(熊本・2期・八五倶楽部)
副総務 菅原 俊軌(山陰・1期・誓真会)
※会派は、最大会派は前総長石上氏の「八五倶楽部」、新総長の会派「大心会」、唱和推奨に反対を示す会派「顕心会」、最近2名が脱会した「誓真会」の4つある。総局は各会派から1~2名入るのが慣例。
以下、各社メディアのニュースをまとめました。
朝日新聞
毎日新聞
読売新聞
京都新聞
中外日報
仏教タイムス
文化時報
産経新聞
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