初、詣でる
初詣、
厄年なんで、厄払いも兼ねて
小さい頃、家族と毎年行っていた神社へ
その神社が結構大きな神社でさ
毎年、正月は人がゴミのようだってくらい集まるのよ
だからさ、今回は平日に参拝
それでも、引きこもりの私からすると「人ってこんないるんだ」ってゲンナリするくらいには賑わってたかな
でさ、ふと思い出したことがあって
いつの頃だったか、はっきりとは覚えてないんだけど
多分、私が純粋を通り越して捻くれ始めた頃
いつものように家族と初詣してたのよ
で、ひしめき合う人ごみを眺めて疑問に思ったの
「これだけの人がいるってことは、これだけの願いがあるってことで
神様ってこれ全部、聞いてあげるの?叶えんの?なんの義理があって?」
なんとも厨二っぽいよね
だから、誰にも話たことはないんだけどさ
こんな膨大な数の願い事を小銭で叶えるなんてなんか腑に落ちなくて
まぁ、みんながお願い事してるわけじゃないし
逆に、万札を賽銭箱に入れてる人もいるけどさ
願い事は横に置くとしても、これだけの数、挨拶されたらだるくない?
そんなことを考えながら人混みではぐれないよう母に手を引っ張られてた
そんな思い出
思い出ってほどのものでもないけど
そんな幼い頃のちょっとした引っ掛かりが、この間やっと解消されたのよ
なんとなしに開いたyoutube
home画面のおすすめショート動画
トム・ブラウンとオズワルドの番組の切り抜きだったと思う
トム・ブラウン布川が終着駅にて終電の車内で居眠りしている酔っ払いを片っ端から起こして回るっていう話
布川曰く、
様々な反応が見られて人間観察として面白い
特に怒って去っていく人を見ると、自分は圧倒的に良いことをしているはずなのにそれを受け入れられない相手の器の小ささに「人間って面白いな」と感じてストレスが解消される
だそうだ
これだ!
この話を聞いた時、私の中でスッと腑に落ちた
点と点が繋がった感じ
神様もこの感覚で人々の願いを聞いてるんじゃないかと
この人は願いを叶えてあげたら、涙を流して喜んで次の年お礼参に現れた
でも、年々欲深くなっていったなとか
この人は願いを叶えてあげたら、こんなはずじゃなかったと嘆いて憤慨したとか
この人は、願いを叶えた覚えなんて無いのに勝手に感謝しに現れたとか
そう考えると納得がいった
ただ、人間観察で気まぐれに願いを聞いているだけなのかなって
デスノートでリュークも言ってるしね
「やっぱり 人間って… 面白‼︎…」
彼も一応、神だし
なるほど、私の中で筋が通った
そうと分かれば
"困っちゃったら神様にプリーズ!
助かったら礼も言わずにヘラヘラしながらすごそう"
やっぱり素敵な歌詞だね
まぁ実際問題、初詣とは
神様がどうとか、祈願がどうとか、
本来そういうものじゃないってのはわかってるけどさ
不都合なこと、説明が面倒なこと、難しいこと
太古の昔からそれら全部を神や架空の存在に押し付けて
我ら人間は都合よく利用してきてるんだから
これくらい妄想させてくれったって良いでしょ
クズちっぷす
基本、時空間が歪んでいるので
定期更新とかライブ感・旬の話とか無理
締め切りとか納期とかほんと無理
でも、これがないと全く動かない
テコでも動かない
てなわけで、今更初詣の話とかする