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ノンクリスチャンだったボクが聖書に導かれた話【後編】

こんにちは!
新米クリスチャンのリョウです。

このブログは、全くのノンクリスチャンだったボクが、
クリスチャンとして導かれ、その中で見たもの感じたことなどを
気ままに書き綴っていこうかと思っています。

不定期更新ですので、たまに覗いてみてください。

第三回目は、前回の続きで
「ノンクリスチャンだったボクが聖書に導かれた話【後編】」
です。

第二回を読んでいない方は、そちらから読んでいただけると幸いです。

罪への導き

人との出会いで聖書を読み始めたボクですが、
とはいえ聖書はぶ厚いし、難しい。

「これは読むべき本だ」と、なんとなく思ってはいるものの、
まだ確信があるわけでもなく、
「神様は存在していて、確かに生きておられる!」
とはまだまだ思えないので、
優秀なビジネス書や自己啓発本の様な感覚で、
ゆっくり読みすすめていました。

余談ですが、その頃
不思議なことに、聖書読み始めると途端に睡魔に襲われる。
謎に涙が出て読めなくなる。
(感動しているのではなく、ドライアイの様な症状です)
など、今思えばサタンの妨害にも、あっていました。

そんなこんなで、聖書に出会って「人生が変わるかもしれない!」
というような期待感はあったものの
実際に人生が特に変わるようなことはなく、
自由気ままに生きていました。

そんなある日のことです。

当時の僕は、いくつも仕事を掛け持ち
朝から晩まで働いていたので、体がガタガタになっていました。

そこで友人の知り合いのマッサージ師さんを紹介してもらいました。

その方はボクより少し年下の女性で、
気功を使って治療する
いわゆるスピリチュアルな方でした。

ボクは、聖書を読み始めていたとはいえ
当時はスピリチュアル知識満載でしたので、
施術中も意気投合し、大盛り上がり。

後日お酒を飲みに行くことになりました。

その頃のボクは結婚を考えていた恋人がいました。
後にクリスチャンになろうと決心して、
お別れすることになってしまいますが、
当時はまだ本気で結婚を考えていました。

そんな相手がいるのに、
女性と二人でお酒を飲みに行くのは良くないですね。

でも正直に告白しますと、
その時のボクは
「どうせバレないし、いいか」
などと考えていました。

そんな最中です。
こんなよこしまな心でいっぱいのボクのそばに聖霊様がいて、
なんだか見られている様な気になりました。

当時、聖霊様が人格的な存在なんて知りませんでしたし、
むしろ、何かエネルギーのようなものと思っていたのですが、
その時不思議と、誰かに優しく見られている気がしたのです。

「いや、気のせいだ」
「たとえそうだったとしても、少しぐらい大目に見てくださいよ。まだ聖書読みたてなんですから。聖書をもっと勉強したら、ちゃんと従いますよ」

ひどい言い訳ですが、そんな風に自分に言い聞かせて、
ボクはそのことを無視して二人でお酒を飲みました。

その後またその方と会うことになり、今度は家に呼ばれて、
家でお酒を飲んだりしていました。

悔い改めへの導き

その帰り道のことでした。
何気なく信号待ちをしていた僕は、急に酔いが醒め、我に返りました。

「何をやっているんだろう」

聖書に惹かれたのは、ボクが本当に生きたい生き方の答えがわかるような気がしていたからでした。

それなのに
今のボクはなんて醜いんだろう。

ボクは聖書に出会う前から、人には極力親切にしていたつもりだったし、
人の為に奉仕もしていました。

他の人よりは少しはマシな人間だと思っていたんです。

ですがその時、初めてボクは自分がいかに罪深い人間であるかを悟りました。

傲慢で、プライドが高く、ずる賢いボクに
聖霊様が悔い改めの心を与えてくださったのです。

二度とこんな不誠実な事はしたくない。
正しく人を愛して生きていきたい。

初めて本気で神様にお祈りしました。

不信仰で、真理にもまだ触れていないボクでしたが、
その時、「確かに神様は生きておられる」
という事を知りました。

そうでないと説明がつかないほど、
そのあとからボクの見えている世界が変わりました。

もちろん全てが作り変えられたわけではありません。
その後も相変わらずボクは傲慢でプライドが高く、ずる賢い人間でした。

それでも、ボクの汚い心を、神様が作り変えてくださったのは確かでした。

自分の罪深さや、過去の過ちを振り返ると
目を覆いたくなるような想いになります。

でも、ボクはその汚い心の傷跡を見るたびに神様が悔い改めを与えてくださったことを思い出し
今日もボクを導いてくださっていることを確認します。

ボクにとっては恥ずかしい過去なのですが、
初めて神様に出会った、大切な経験でした。

こうしてボクは、聖書に導かれ、神様への道を歩き始めました。

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