まーそうか・・・そうなるよなぁ・・・
同僚がついに卒業する。退職だけど退職とは言いたくない。
ついにと言う通り、いつかはそうなるだろうとずっと思っていた。
なぜなら私も同じ気持ちだからだ。
同僚とは入社が半年違いと、年齢も近いことから結構すぐに仲良くなった気がする。途中色々な行き違いや価値観の違いからちょっと距離が離れてしまったこともあるが、それでも信頼できる同僚であることは違いなかった。
相談や愚痴も同じ距離感があったので、きっと最近の悩みも同じことなのだろう。そして思った通り(と思いたくなかったが)引き金のタイミングがきてしまった。
人間関係と言ってしまえばそれまでだが。理不尽というか不公平というか。理屈がない。あいまい。場当たり。やるの?やらないの?評価されるの?されないの?するの?しないの?期日は?メンバーは?効果は?価値は?ゴールは?結果は?評価基準?なにそれ?美味しいの?みたいな・・・
なぜ?なぜ?なぜ?その繰り返しに付き合う日々。
そしてそれを飲み込めない我々は自らその場から退場することを決断する。
それが一番丸く収まる方法でありダメージが一番小さく少ない。双方にとって。
それなのに・・・伝えられた側の反応はたいていこうだ。
なぜ今退職なのか?不満があるのなら言ってほしかった・・・今からでも対処するから。なんとか思いとどまってほしい。
ずっと言ってきた。不安だと。不満だと。ときに声を荒げ、嫌われたとしても。組織がよくなるのならと。
ずっと態度に、顔に出してきた。冷静に。いや冷静だった時なんてないな。
でも伝わらなかった。最後の手段が退職である。もうその組織から離れるという【決断】をするかしないのだ。自分の心が壊れるまえに。
同僚からの重い一言
『今回の件でとても大きな音を発して何かが切れました。』
同僚の心は壊れてしまったのだろうか・・・それだけが心配だ。
そして次は自分なのかと。毎日自問自答の繰り返し。
ほんの勇気があったら?勇気なのかなんなのか?決断する日はそう遠くない
こんな気持も抱えて悶々と過ごして1ヶ月。ようやく言葉にできるかなと、これを書き始めた矢先。
電話が一本鳴る。取引先である士業事務所の方だ。
開口一番『私、年内で事務所を退職することとなりました。』
マジか・・・その方もまた自ら所属する組織の先行きを不安に感じ情報交換をしていた。そう遠くないタイミングで・・・卒業しますと。。
今年なのか。そうなのか。タイミングか。
決断をした方は強い。すでに先を見て動き出している。