「伝えることから始めよう」から学んだこと。
ジャパネットたかた創業者の高田明さんが書いた本、「伝えることから始めよう」を読ませていただいたので、この本から学んだことを書いていきたいと思います。
1,この本との出会い
私は九州の大学の学生なのですが、高田明さんがわざわざ遠方から私たちの大学まで足を運んでくださり、講演をなさってくれました。
本当にありがとうございます!!
二時間というとても短い時間でしたが、高田さんの人生論についてをぎっしりと語ってくださり、とても濃密な時間を過ごすことができました。
その中で言及されていた本が、「伝えることから始めよう」でした。
たったの1600円+税で高田明さんの人生について知ることができる。
破格だと感じた私は、早速書店まで足を運んで本を購入するのでした。
2,今を生きる、過去にとらわれない、未来に翻弄されない。
高田さんが本の中でしきりに言及されていたのが、「今を生きる」ということです。
過去を振り返って後悔しても、過去を変えることはできない。そして、未来を変えるためには今を一生懸命生きなければならないと言及されていました。
目の前のことを一生懸命生きていれば、自然と次の課題が見えてくる。
どんなことでも一生懸命にやっていれば、そのときは何の役に立たなくても、いつか役に立つ時が来る。
世に名を残した偉人は、皆、目の前のことに一生懸命で未来のことなど考えてもいなかったのだろうとおもいました。
そんな私は、今目の前のことに一生懸命になれているでしょうか。
いいえ。明日やればいい、今日は休もう、と問題を先送りにばかりしてしまっているのではないかと思います。
この本を読んで私は、今を一生懸命生きることができなければ、一生適当な人生を送ってしまうのではないかと思い、今の自分の考え方を改めていかなければならないと強く感じました。
3,印象に残った言葉
この本の中で、とても印象に残った高田さんの考え方があります。
やらなかった失敗はあっても、一生懸命にやった失敗はない。
失敗とは一生懸命にやらなかったことで、一生懸命にやっても結果が出ないなら、それは失敗ではなく試練だという高田さんの考え方です。
失敗を結果が出た、出なかったというベクトルだけで判断するのではなく、一生懸命やったか、やってないかというベクトルまで含めて判断するという考え方に非常に感銘をうけました。
確かに、どういったときに後悔するのか考えてみると、もう少しできるのに、心の中に少し余裕を持たせておいて全力を出し尽くさなかった。そして、結果もでなかったというときに一番後悔するのだと思いました。
一生懸命やっていれば、結果がどうであれ、自分を納得させることができるのだと思います。
4,まとめ
高田さんは37歳で起業してわずか25年で売り上げを1500億円以上に伸ばしてしまいました。
この結果をたたき出すことができたのも、「今を全力で生きる」ことを心がけて会社を経営していたからにほかならないと思います。
私も、高田さんを見習って、今を全力でいきたいと思います。
高田明さんの「伝えることから始めよう」気になる人は是非、購入して読んでみてください。