IX道場 vol.3　～意識が変わればすべてが変わる～【イベントレポート】

初めまして！関西大学社会学部松下ゼミ3年の毛利です。

2021年3月26日（金）に株式会社オカムラさんが運営するbee [ WORK MILL ] プロジェクトの一つとして開催された

晋也と一也のIX道場 vol.3 〜意識が変わればすべてが変わる〜

というウェブセミナーに参加させていただきました。

「ゲストスピーカー」
山本晋也さん（株式会社レセオ　代表取締役/神戸大学　客員准教授）
「遊びこそ最高の学びである。」をモットーに自分の感覚を信じ、日々楽しい人生を送ることを心掛けている。

泉一也さん（株式会社場活堂　代表取締役）
現場と実践にこだわりを持ち、人と組織の在り方を変える風土革新プロジェクト『場活』を提唱する。

「ファシリテーター」
岡本栄理さん（株式会社オカムラ　WORK　MILLコミュニティマネージャー）

私は今回のセミナーを受けて、とても前向きな気持ちになり、日常生活で上手くIXすることができたら、楽しい生活が送れるなと強く思いました。IXについて、面白く学びとなったIX談について話していきたいと思います。

まずIX（Ishiki Transformation=意識改革）というのは

「自分の信念体系を変えること」

一般的にはこれが正しい、これが正しくないということがあるわけではなく、「自分にとって何が正しいか」という考え方です。
私たちは特に小中高の学校教育で決まった答えのあるものを早く正確に考えることが多かったと思いますが、IXでは自分的にはこうだというマインドが軸になります。意識を自分で決めることで、生活をいくらでも楽しく出来るんです！

想像しやすいようにセミナー中に山本さんが話していた例を紹介します。

「毎日子供たちの世話をして、公園に遊びに連れて行ったりして育児が大変だなとマイナスに感じる山本さん、、」

ここでIXだ！

「奥さんと離婚して、年に一回しか会えない子供たちとやっと遊べる！そう思うことで、大変だなというマイナスな感情ではなく、愛しさや穏やかというプラスな感情に！」

自分のとって大切な子供達と楽しく接したいと思うからこそ、プラスな気持ちになれるように意識を変えているそうです。

簡単に説明しましたが、IXを実践する上で大切なことがあります。

それは、
自分の内にある型を見つけ出すこと。

自分にとって何が正しいと思うか、が重要なIXは人それぞれで、その人の中にある型を見つけ出すことが大事です。つまり、「答えは自分の中にある」のです。

他の人のIXは、必ずしも自分に当てはまる訳ではないので本質を盗んで、「自分ゴト化」することができたら自分の中のIXが広がります！

これについて、泉さんがオカムラさんの「人を想い、場を創る。」という理念は「人を想い」が先にあるのが、とても大事であると言っていました。場を作って何かをさせると、作った人の想いを押しつけてしまうが、先に人を想うからこそ使用者ごとの場を創れます。この話を聞くと、より魅力的な理念に思えますね。

他にも、IXの仕方としてゲームと捉えて楽しめるかというのも重要です。本当はやりたくない（向いてない）んだけど、周囲は向いてる！出来る！という理由で仕事をふってくることについて悩んでいた受講者に対して、ゲームと捉えると、「向いてる」「向いてない」を気にする域を出る。自分でどう面白がることができるか、面白がり力だ大事だと仰っていました。

以前芸人志望の私の友達が、「理不尽にバイト先の先輩に怒られたり、嫌なことがあっても全部コントよ」と言っていたのを思い出して、あの時IXしてたんだなと感心しました笑。嫌なことでも、自分の中で面白く昇華しようとすることはとても大切だなと感じました。

ここまでの話を聞いて、IXとポジティブシンキングは同じ、またはニアリーイコールくらいに思いませんか？

実は全然違うんです！
IXの世界観はもっと広く雄大です！

実はニアリーイコールかなと私は思っていました笑。

〇〇シンキングは、「〜でなければならない」の雰囲気があることで、逆にブーメランで大けがしてしまうこともあります。思考（シンキング）は、感覚の後に働き、理屈を出すのに使うので、感覚と違い、「言葉」の次元でしかできないのです。このことから、山本さんは、〇〇シンキングは思考次元に収めるためのツールだと感じると仰っていました。私自身もかなり納得でき、よりIXの良さが知れました。

最後に

ゲストの山本さん、泉さん、ファシリテーターの岡本さんのお三方がセミナー中ずっと楽しく話をされていたのがとても印象的でした。
今回のセミナーだけでいきなりIXしよう！というのは難しく、最初の内は現実的に考えてしまうことがあると思います。まずは、今までのIX経験談だったり、自分が面白い、楽しいと感じられることを探して、そこを軸にIXしていこうと思います。これからマイナスなことが起きても、IXを意識して楽しんでいきたいです！