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僕は、ある種の超能力がある。

超能力というと言い過ぎかもしれないが、ある種の特殊能力がある。
僕は、病気や事故で何度も入院を繰り返した。
救急車に乗った回数や、手術を受けた回数も数え切れない。
明治の頃に生まれていたら、とっくに死んでいる。

病気や怪我が多かったせいか、これは病院へ行かないと治らないな、というラインを体得した。いつも自分の身体と対話している感じだ。

それだけではなく、自分の周りにいる人の病院へ行かなければ治らないな、というラインも感じ取れるようになった。
昨年も、体調を損ねた母の様子が、どうもおかしいので、救急車を呼んで、かかりつけの医師に診てもらったところ、酷い脱水症状を起こしていて、二ヶ月ほど入院して、やっと退院した。

もしも、母が独り暮らしをしていたとしたら、あのまま死んでいたことだろう。

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橘遼
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