scp紹介第29回scp-1192
だいぶお久しぶりです。
結構間が空いてしまいすいませんでした…
早速行きましょう。
scp-1192 【ティミー】
オブジェクトクラス:Euclid
このscpはオーストラリアに生息する若いオスのアカサカオウムである。
見た目はただのオウムである。
こいつの異常性は人間で言う6~8歳程度の知能を持ち、鉛筆を使ってコミュニケーションを取る事が出来る。
また、普段の鳥が行うような種や昆虫食、羽繕い、空を飛ぶという行為をできない、もしくは一切やりたがらない。
精密検査の結果、後頭部に感知した挫傷が確認された。体内は問題なし。
さて、このscpとの最初の会話記録が残っている。見ていこう。
SCP-1192: (筆記「あたなは だれ」[原文ママ])
Dr. █████████: 私はDr. █████████だ。私はきみと話をするためにここにいる。きみは誰だ?
SCP-1192: (筆記「timmi」[原文ママ]続いて「ぼくどこいるの」[原文ママ])
Dr. █████████: きみは医療センターにいるんだよ、Timmy。病院だよ。自分になにが起きたのかわかるかい?
SCP-1192: (筆記「ううん」その後「おうちにかえいたい」[原文ママ])
Dr. █████████: きみはどこに住んでいるんだい、Timmy?
その後、scp-1192(以下ティミー)はモンタナ州にある自分の故郷を書き留めた。
財団調査員がその住所を調査した結果、そこには7歳の男の子ティモシーとその両親が至って普通に暮らしていた。
最後に彼が書き残した物が記録に残っているので見ていきましょう。
・関連性のない言葉が綴られたページは、文字を書く練習をしたものであると推定される。
・レーシングカー、飛行機、架空の動物やモンスターなどの稚拙な絵が描かれたページがいくつかある。
・あるページには 「なんでぼくはとりなの」 [原文ママ]と書かれており、 同じくいくつかの判読できない文章が書かれている。
・ある絵は、二人の大人に抱かれた小さな子供の絵に見える。 その子供の部分は消されており、その紙は引き裂かれている。ページの裏面には「おかあさんほしい」[原文ママ]と書かれている。
・1つのページに「おかあさん」と126回、「おうち」と76回書かれている。
~余談~
久しぶりに出てきました。
余談コーナーです。
ここからは財団世界とは関係ないメタ視点でお届けします。
さて、みなさんティミーの正体が気になりますよね?
しかし、残念ながらディスカッションなどでもティミーの正体は明らかにされておりません。
なので、こちらに私の考えるいくつかの説を載せておこうと思います。
1.何かしらの要因で元のティミーの精神がコピーされそれがオウムに入り込んだ、つまり元のティミーもオウムのティミーも本物説。
2.頭ごっつんこして、元のティミーと精神入れ替わった説。まぁ、人間の方も普通に暮らしてるからこれは可能性薄そう。
3.どこかの誰かがこのオウムをティミーとして作ったor調教した説。
みなさんの意見も聞きたいな。
CC BY-SA 3.0に基づく表示
Author: Aelanna
Title: SCP-1192 - "ティミー"
http://www.scp-wiki.net/scp-1192
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1192
CC BY-SA 3.0