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強い気持ちと強い意志


2月23日16時32分、大学の監督から電話がかかってきて、〇〇のクラブがダメになった。アマチュアでもプロでも契約は今回できないと言われた。この日は午前中から外に出ていて夕方から友達と会う予定があり横浜駅に向かってる最中の大船駅のホームでの事だった。
平然な感じで監督とやりとりをしたから監督は、悔しくないのかなって思っただろう。


頭はその瞬間真っ白になり何も考えられなかった僕は、ホームのベンチに座り込んだ。ドタキャンで申し訳なかったが急いで友達に連絡してその日はキャンセルにしてもらった。保留の期間が延びて3週間経とうとしていたけど、パフォーマンスはだいぶ良かったと思ったからオファーをもらえる自信があった。だから、その地での生活の想像を毎日しまくっていた。失礼だが、この土地は車ないときついなとか自然豊かなところだからオフはのんびり海かなとか、今考えたらバカバカしくて笑える。




準備はいっぱいしてきた、人より何倍もやってきたと胸を張って言える。1人でもやれることを精一杯やってきた、、、、、、




その分ショックはでかくこれからどうしようという頭の中。
地獄の始まりな気がした。
いつもの僕だったらしょうがない次に切り替えて前を向こうというポジティブな気持ちが出るはずだが流石に今回ばかりは無理だった。
大船駅のベンチに3時間近く座ってただろう。
自分の気持ちが整理できるまで、母と弟に会えない。
シンプルに苦しかった。
顔見れないなーと何回思っただろうか。



22年間と短い人生だが、手応えがあった分今までで一番ショックで今までで一番焦り今までで一番孤独になった瞬間だった。
周りはどんどん進路が決まっていく中どこで妥協をするのかどこに着陸するのか自分じゃ線引きが難しくなっていて混乱していた。

神様は僕が今まで恵まれてた分ここに来て地獄を見せたかったのだろう。
でもこれは僕にしか経験できない、出し切ったからこそこの感情になれた。
プロの舞台を夢見てプロになることにとことんこだわってきたからこそだ。


僕がプロにこだわる理由は、プライドなんかじゃない、家族が喜んでくれて家族が幸せになれるから。母に1年目から恩返しができるから。


大学4年間があと1ヶ月もしないで終わってしまう。時間がない。でも数日悩みまくって選んだ答えはまだ諦められない。足掻きたい。
先日、恩師からの連絡に「人生うまくいかなくて当然。強い気持ちと強い意志。頑張れ」と送られてきた。ばかで単純な僕はこれだけでもやる気MAXになった。



この時期からプロになれる確率は0に近いと思う。でも0じゃない限り、挑戦しないとかっこ悪い。今まで色んなものを人より犠牲にしてきた。時間もお金も充分にかけてきた。
ここで簡単にプロになれませんでした。で、終わりたくない。

前向いて前向いて前向きまくって前に進むことが自分の良い所。ここ4ヶ月ぐらいの間でJクラブ5つに練習参加させてもらったがお金のこともありオファーはどこからも出ず進路は決まってない。まだチーム編成が終わってないクラブ是非連絡もらえると嬉しい。


僕に関わる僕を応援してくれるすべての人もう少し僕にお付き合いください。まだやれんだぞって証明したい。踏ん張りたい。頑張りたい。まだまだボールを蹴りたい。
自分が描いてない道で納得がいく結果が出なかったら潔くサッカーから離れたいと思う。
強い気持ちと強い意志。本当にやりきった自分を自分で見たいと思う。

最後まで読んでくれた方ありがとうございます。初めて書きました。決意表明みたいになってしまってすみません。周りの色んな人から心配の連絡もらいます。なので、こうやって書かせてもらいました。

毎日孤独です。trainingなんか孤独との戦いです。この時期になっても頑張ってる戦友たちにここにも頑張ってる奴いるよと届けたい。 応援してくれる人、拡散してくれると嬉しいです。

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